トム・ハンクス、新型コロナに感染
俳優のトム・ハンクス(63)が、妻で女優・プロデューサーのリタ・ウィルソン(63)と共に新型コロナウイルスに感染した。トム本人が12日、Instagramなどで明かした。
バズ・ラーマン監督のエルヴィス・プレスリーを題材にした新作映画の撮影準備のため、ハンクス夫妻はオーストラリアのゴールドコーストを訪れていた。トムは「リタと僕はオーストラリアにいます。僕たちは風邪をひいた時のように少しだるくて、体に痛みがありました。リタには悪寒もありました。微熱もありました。今必要なことを正しくやるべく、僕たちはコロナウイルスの検査を受け、陽性だと判明しました」と症状と感染が判明するまでの経緯を報告。
「さて、次はどうなるのでしょうか? 医療当局には従わなくてはならないルールがあります。僕たちハンクスは、検査され、観察され、安全が確認されるまで隔離されることになるでしょう。一日一日、着実にやるしかないよね?」と続け、「皆さんも気を付けて!」と締めくくった。近況は随時Instagramなどでファンに知らせる予定だという。
新作映画では、トムはプレスリーの長年にわたるマネージャー、トム・パーカー役を務めることになっている。配給の米ワーナー・ブラザースも同作のプリプロダクション中に新型コロナウイルス感染者が出たことを認め、オーストラリアの保健機関と共に対処しているとコメントした。(編集部・市川遥)