ジャレッド・レトー、瞑想の旅で新型コロナウイルス騒動知らず
映画『スーサイド・スクワッド』『ダラス・バイヤーズクラブ』などに出演する俳優のジャレッド・レトーが17日にTwitterを更新。12日間にわたって世間から隔絶されていたため、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる騒動をようやく知ったところだと明かした。
大都市の映画館や主要テーマパークの閉鎖など、アメリカでも、ここ数日でウイルス感染拡大を防止するための動きが加速。しかしジャレッドは、Twitterで「12日前に、砂漠で黙想に入ったんだ。僕らは世間から完全に隔絶されていて、電話はダメ、あらゆるコミュニケーション手段も禁止だった。施設の外で何が起こっていたのか、知る由もなかったんだ」と告白した。
さらに「昨日、これまでとは全く違う世界に歩み出た。永遠に変わってしまった世界にね。控えめに言って、ぶっ飛んだとしか言えないよ。友達や家族からのメッセージで、何が起きているのか、追いかけているところだ」と続けたジャレッド。「みんなと周囲の人たちの安全を祈っている。僕からポジティブなエネルギーを送るよ。外出を控えて、安全でいて」とファンに呼び掛けている。
トム・ハンクスやイドリス・エルバなど人気スターが感染を公表し、メジャースタジオが大作の公開を延期するなど、新型コロナウイルスはハリウッドにも多大な影響を及ぼしている。ジャレッドは今年、ソニーの新作アメコミ映画『モービウス』の公開が控えているが、この状況が続けば、予定に影響が出る可能性は高い。(編集部・入倉功一)