「ザ・バットマン」撮影再開時期は不明…監督認める 来年公開に影響か
ロバート・パティンソン主演で製作が進むバットマンの新作映画『ザ・バットマン(原題) / The Batman』を監督するマット・リーヴス監督が、新型コロナウイルスの影響で同作の撮影が休止状態になっているとTwitterで発信した。
『ザ・バットマン(原題)』は2021年6月25日の全米公開を予定しているが、Varietyによると、同作をはじめ、2021年5月21日公開予定の『マトリックス』第4弾など、来年以降の作品も公開が延期になる可能性があるという。リーヴス監督は、撮影休止とキャスト・スタッフの安全を心配するファンからの投稿に答える形で「安全に撮影を再開できるようになるまで、シャットダウンされています。全員、いまのところ問題はないよ。心配してくれてありがとう。どうか皆さんも気をつけて」と返答。撮影がストップしていることを認めている。
情報筋の話としてVarietyでは、多くのスタジオは撮影休止を決定した際、スタッフ等に4月再開の可能性を伝えていたと報じている。しかし現在は、5月の再開さえも危ぶまれる状況。さらに、もし再開できたとしても、同じメンバーを集めるのに困難が伴う。需要の高いスターのためにほかの作品が後ろ倒しになることがあっても、彼らをサポートする役者は、他の作品との兼ね合いから離脱を余儀なくされる可能性も高く、すでにスタジオは代役を務める俳優のリストアップをはじめているという。(編集部・入倉功一)