『ミッドサマー』のドレスも出品!A24がチャリティーオークション開催
映画『ミッドサマー』『へレディタリー/継承』『ムーンライト』といった良質な作品を送り出すスタジオ・A24が現地時間22日、映画の衣装や小道具を出品するチャリティーオークションを公式サイトでスタートさせた。新型コロナウイルスの影響を受ける人々を支援するため、収益は全てニューヨークのチャリティーに寄付される。
オークションには、アリ・アスター監督作 『ミッドサマー』に登場した花のドレスや熊の被り物を筆頭に、『ザ・ライトハウス(原題) / The Lighthouse』の照明、『アンカット・ダイヤモンド』の宝石が散りばめられたファービーなどが出品されている。作品によってオークションの期間が異なり、現在は「A24屋根裏オークション」と題し、『へレディタリー/継承』に登場したドアマット、ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」でゼンデイヤが着用したパーカーなどがラインナップされている。
A24は「ニューヨークで誕生し、オフィスを構えるスタジオとして、私たちは街に活気を取り戻したい。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を乗り越え、再建を始めていきたい」と声明を発表。売上金を、FDNY財団やニューヨークのフードバンクを含む4つのチャリティーに寄付すると明かした。
A24の待機作には、オークワフィナが主演を務める『フェアウェル』(近日公開)、傷ついた若者たちの姿を描く『WAVES/ウェイブス』(近日公開)、俳優ジョナ・ヒルの初監督作品『mid90s ミッドナインティーズ』(9月4日公開)などがある。(編集部・倉本拓弥)