残酷すぎてボツに…「ウォーキング・デッド」幻のシーンが存在
ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン3で囚人アクセルを演じたリュー・テンプルが、残酷すぎてボツとなった幻のシーンが存在していたことを、ポッドキャスト番組「Talk Dead To Me」で明かした。
アクセルは、主人公リック(アンドリュー・リンカーン)ら生存者が定住を決めた刑務所で生き延びていた人物。彼は水鉄砲を持って強盗に入ったことで逮捕され、収監されていたが、リューは「僕は(アクセルが)シリアルキラーというアイデアを持っていたんだ。だけど、直前になって設定が変わったよ。『ちょっとダークすぎだ、もう少し明るくしないと』ってね」とキャラクターの設定が当初と異なっていたと語る。
さらに、シリアルキラーとして描かれるはずだったアクセルには、衝撃的なシーンが存在していたという。それは、アクセルが主要キャラクター・ハーシェル(スコット・ウィルソン)の娘ベス(エミリー・キニー)を拉致し、殺害するという内容だ。「あるエピソードの脚本には、僕がベスを森へ連れ出し、彼女を虐殺すると書かれていた。残酷すぎて、全部お蔵入りだったけどね」と語るリューは、他にもアクセルに関するダークなエピソードが検討されていたと告白している。
ちなみにリューは、アクセル役が決まる前に、マイケル・ルーカーが演じたメルルのオーディションを受けていたという。リューは「実は、最初にオーディションを受けたキャラは、パイロット版のメルルなんだ。屋上でのやりとりは、とても良い脚本があったよ」と当時を振り返っている。(編集部・倉本拓弥)