中井貴一&二階堂ふみ&アイナ・ジ・エンド、行定監督の外出自粛応援ムービーで競演
昨年、主演作『記憶にございません!』がスマッシュヒットを記録した中井貴一、朝ドラ「エール」に出演中の二階堂ふみ、カルト的人気を誇るアイドルグループ・BiSHのメンバー、アイナ・ジ・エンドが行定勲監督の外出自粛応援ムービー『いまだったら言える気がする』で競演した。17日に YouTube Live で配信された。
前日16日に撮影が敢行され、メディアはもちろん、作品関係者にもあらすじなどは共有されないという“突貫撮影”。序盤は中井と二階堂がテレビ電話で不思議で大人な二人芝居を繰り広げ、後半からはアイナ・ジ・エンドがスパイスを加えた。単なる外出自粛応援の動画とは一線を画しつつ、具体的な映画名や今の日本で誰もが感じていることが巧みにセリフに反映されていた。
中井、二階堂、アイナ・ジ・エンドという異色のコラボレーションが実現に至ったのは3人が行定監督の声がけに賛同したから。俳優、スタッフたちはボランティアで制作に協力し、「コロナウイルス終息へ向けて不要不急の外出を自粛されている皆さまにとって、自宅で楽しいひと時を過ごしていただけるような作品になれば」と作品に願いを込めた。17日22時時点で1.5万回視聴を記録している。
行定監督は24日に外出自粛中の人々を完全リモートで描く『きょうのできごと a day in the home』を発表しており、柄本佑、高良健吾、永山絢斗、アフロ(MOROHA)、浅香航大、有村架純が参加して27万回再生を突破している。今回も多くの反響が寄せられ、TwitterなどのSNSには次作に期待する声がすでに上がっている。(編集部・海江田宗)