『ラビリンス/魔王の迷宮』続編の監督決定
映画『ドクター・ストレンジ』のスコット・デリクソン監督が、デヴィッド・ボウイ主演の映画『ラビリンス/魔王の迷宮』(1986)の続編でメガホンを取ることが決定したと、Deadlineほか複数メディアが報じている。
今もカルト的な人気を誇るオリジナル映画は、ボウイが自ら劇中の楽曲を手掛け、ジョージ・ルーカスが製作総指揮を務めたファンタジーアドベンチャー作品。監督にジム・ヘンソン、ピーター・マクドナルド、ジミー・デイヴィスらが名を連ね、魔王ジャレス役のボウイとヒロイン役のジェニファー・コネリー以外は全てマペットによって演じられた。愛読書「ラビリンス」に出てくる呪文を唱えてしまったことで、ゴブリンの魔王ジャレスに幼い弟を連れ去られた少女サラ(コネリー)が、弟を取り戻すために不思議な迷宮世界ラビリンスに向かうさまが描かれた。
トライスター・ピクチャーズのもと手掛けられる予定の続編では、ジム・ヘンソンの娘でジム・ヘンソン・カンパニーを指揮するリサ・ヘンソンが製作し、さらにジムの息子ブライアン・ヘンソンが製作総指揮を務めることになっている。脚本は、テレビシリーズ「イントゥ・ザ・ダーク:マイ・ヴァレンタイン(原題) / Into the Dark: My Valentine」のマギー・レヴィンが執筆する。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)