マイケル・J・フォックスはいま?病気と向き合う現在
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで主人公マーティを演じたマイケル・J・フォックス。第1作の公開から、今年で35年。今月9日に59歳の誕生日を迎えたマイケルの現在を紹介する。
【写真】あれから35年…『バック・トゥ・ザ・フューチャー』キャストの現在
マイケルは『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(1990)に出演した後の1991年、当時29歳で体の動きに支障をきたすパーキンソン病と診断されるも、テレビシリーズ「スピン・シティ」に主演するなどしていたが、1998年に病気を公表し、2000年に同テレビシリーズから降板。同年、パーキンソン病研究のため、マイケル・J・フォックス財団を設立した。
一時は仕事をセーブしていたマイケルだが、2013年に「マイケル・J・フォックス・ショウ」で13年ぶりにテレビドラマ主演。パーキンソン病のために引退したニュースキャスターの主人公にふんした。2018年にはキーファー・サザーランド主演のドラマ「サバイバー:宿命の大統領」シーズン2に野心的で有力者と関係のあるワシントンの弁護士イーサン・ウェスト役で出演。
昨年はNetflixオリジナル映画『シー・ユー・イエスタデイ』にカメオ出演し、タイムマシンを発明しようとする主人公に向かって「タイムトラベルか、そんなバカな」とあきれる教師を演じた。また、2010年から2016年まで人気ドラマシリーズ「グッド・ワイフ」に運動障害を持つルイス・ケニング弁護士役で準レギュラーとして出演していたが、今年はそのスピンオフドラマ「The Good Fight/ザ・グッド・ファイト」シーズン4にも同じ役でゲスト出演するなど、病気と向き合いながら精力的に活動を続けている。
プライベートでは、1988年に女優のトレイシー・ポランと結婚。一男三女に恵まれている。(編集部・中山雄一朗)