公開20年!『X-MEN』初期メンバー再集結も…デッドプール乱入で滅茶苦茶に
2000年に第1作が公開されたマーベル映画『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマン(ウルヴァリン役)、パトリック・スチュワート(プロフェッサーX役)、ハル・ベリー(ストーム役)、ファムケ・ヤンセン(ジーン・グレイ役)が、現地時間27日、リモートで再集結を果たした。
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これは、新型コロナウイルスと闘う医療従事者などを称える目的として、チャリティーイベント「Global Goal: Unite for Our Future」内で実現したもの。久々の再会に、ヒューは「1作目『X-メン』から20年経つなんて信じられないよ」と感慨深げ。ところが、リモート通話中に予期せぬ出来事が。同じく『X-MEN』シリーズのキャラクターで、今や破天荒ヒーローとして有名なデッドプール役のライアン・レイノルズが乱入してきたのだ。
「ここは『X-MEN』オリジナルメンバーが集まる場所だ」とキャストから注意されたライアンだが、彼の暴走は止まらず。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から始まった新シリーズのジェームズ・マカヴォイ(若き日のプロフェッサーX役)とソフィー・ターナー(若き日のジーン・グレイ役)も招待してしまったのだ。オールスターキャストの集結となったが、ソフィーが「(代表作)『ゲーム・オブ・スローンズ』の同窓会かと勘違いしていたわ」と退出したことをきっかけに、他のキャストも過去作の同窓会があると通話を終了してしまう。
残ったヒューとライアンだが、そこに『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でウルヴァリン兄のビクターを演じたリーヴ・シュレイバーが合流し、「『X-MEN ZERO』同窓会!」と喜ぶ始末に。オリジナルキャストの再会が、ライアンの乱入で台無しになってしまう結果となった。
『X-MEN:ダーク・フェニックス』をもって完結を迎えた『X-MEN』シリーズは、ディズニーのフォックス買収で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)への合流が現実的となっている。長年ウルヴァリンを演じてきたヒューやプロフェッサーX役のパトリックはシリーズ卒業を明言しており、MCU合流後はキャストが一新される可能性が高そうだ。(編集部・倉本拓弥)