共感度0.1%!?森崎ウィン主演『本気のしるし』劇場版予告&ポスター公開
森崎ウィン主演の連続ドラマの劇場版『本気のしるし 《劇場版》』(10月9日公開)の予告編、ポスタービジュアルが公開。監督の深田晃司、原作者・星里もちる、キャストの森崎&土村芳がコメントを寄せ、劇場版は228分、約4時間の尺で上映されることも明らかになった。
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本作は、『淵に立つ』『よこがお』の深田晃司が監督を務めた2019年放送のメ~テレ(名古屋テレビ)制作の連続テレビドラマを、劇場用にディレクターズカット版として再編集したもの。退屈な日常を送る会社員・一路(森崎)が、ある夜踏切で立ち往生していた女性・葉山浮世(土村)を救ったことから負のループにはまり、破滅の道を突き進んでいくさまが描かれた。地方局の深夜ドラマ発としては異例となる、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション2020に選出されるという快挙を成し遂げた。
予告編は、虚無感を抱えながら職場の先輩と後輩を二股にかける一路と浮世の出会いの場面からスタート。一路が踏切で車が動かなくなりパニックになっていた浮世を助けるも、警察になぜか「わたしじゃありません。運転していたのは彼です」と嘘をつく浮世。その場しのぎの嘘を重ねる浮世に翻弄される人々が映し出され、一路と浮世のキスシーンも。関わってはいけないと知りながら、浮世から離れられない一路の危うさが増していく不穏な映像となっている。
無数の文字が敷き詰められたポスタービジュアルは、深田監督の提案によるもの。「ふたりなら堕ちても」というキャッチコピーのほか、「共感度0.1%」「本気度合いがハンパなくて冷や汗」「メンタルが削られる」など、ドラマ放送時にSNSに寄せられた反響をレイアウトしている。スタッフ&キャストのコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)
森崎ウィン
やっと、この日が来ました。無事に劇場公開が出来る事に内心凄くホッとしていますし、もっとこの作品が様々な方の許に届くと思うと、純粋にとても嬉しいです。約4時間という長尺ではありますが、目が離せないほどの共感度0.1%の内容なので、一つ一つの場面に心の中で突っ込みながら劇場でご覧頂ければと思います。
土村芳
スタッフ、キャストの皆さんが一丸となって生まれたこの作品が、映画版として新たに生まれ変わり、さらに多くの方に見ていただける機会に恵まれました。本当に嬉しいです!ドラマの時からさらに進化した映画館用のポスターと予告編になり、とてもわくわくしています。原作からドラマ、映画へと変貌を遂げた『本気のしるし』を是非劇場でお楽しみください!
原作者・星里もちる
私の世代は、テレビシリーズから劇場版という流れに、格別な感慨を抱いてしまいます。すでにシリーズのいちファンでもある私ですから『ディレクターズカット劇場版』は楽しみでしかありません。皆様も是非大スクリーンで!
深田晃司監督
『本気のしるし』劇場公開に向けて最後の仕上げをしています。映像と音声をチェックしながら、4時間を経てのラストシーンに駆ける森崎さんと土村さんの必死な姿にしみじみ感動しました。ドラマ版に始まり見飽きるぐらい見ている自分がいまだに感動できるのだから、これはどうやら本物です。早くみんなに見て欲しい。10月9日が楽しみです。