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吉野北人、THE RAMPAGEは家族のようなもの

美しさとカッコよさを持ち合わせる吉野北人
美しさとカッコよさを持ち合わせる吉野北人 - 撮影:上野裕二

 THE RAMPAGE from EXILE TRIBE のボーカル・吉野北人が、大人気少女マンガを実写化した映画『私がモテてどうすんだ』(公開中)で映画初主演を果たした。妄想とBLとアニメをこよなく愛するヲタク女子・芹沼花依と、彼女に恋する学校内のスーパーイケメン4人が繰り広げるハイテンションなラブコメディーで、神尾楓珠伊藤あさひ奥野壮と世代の近い今注目の若手俳優たちと共演した彼が、音楽活動と俳優業の違い、改めて感じるグループへの想いについて語った。

【動画】吉野北人がモテ伝説告白!『私モテ』キャスト座談会

 本作で吉野が演じたのは、ヒロインと同じ史学部に所属する歴史オタクの六見遊馬。温厚で心優しく、しっかりとした芯がありつつ、先輩らしからぬ可愛い天然キャラという設定は、どこか THE RAMPAGE のなかの吉野の立ち位置をほうふつさせる。本作への出演にあたっては、メンバーから「主演おめでとう」「ぜったい観るね!」といった声をかけてもらったと言う彼は「メンバーはけっこう楽しみにしてくれていると思う」と笑顔を見せた。

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 これまでの出演作『PRINCE OF LEGEND』や『HiGH&LOW THE WORST』では、EXILE TRIBE のメンバーと共演することが多かった吉野だが、それでも映画やドラマの仕事は「グループとしての音楽活動のときとは、現場の雰囲気が全然違う」と話す。「ひとつの作品のために大勢のキャストが集まって、初めてお会いする方も多い。すごく緊張感がありますね。ふだんの自分とは違う自分がいるような気がします」

撮影:上野裕二

 一方、2014年9月に正式メンバーになった THE RAMPAGE では、ともに過ごした年月を通してメンバーと深い信頼関係を育んできた。「もう5~6年一緒なので、メンバーといるときは、家族といるみたいな感覚。もちろんライブ前とか、いいものを作るぞ! という緊張感はありますが、基本的にすごくラクというか、素の自分でいられる」心地よい安心感があって、エネルギーをチャージできる、いわば“安全基地”のような存在。そんな THE RAMPAGE があるからこそ、吉野もときにひとりの俳優として、生き生きと外の世界に挑戦することができるのだろう。

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 また、THE RAMPAGE だけでなく、他のLDHグループの存在も大きい。「FANTASTICSの佐藤大樹さんやGENERATIONSの片寄涼太さんだったり、特にお芝居をされている方たちとはよく一緒にごはんに行ったり、お話させていただいています」と日頃から尊敬する先輩たちと自然に交流があることは、彼にとって心強い支えになっている。

 また、本作の撮影現場では、撮影の空き時間などに共演者たちと芝居に関して「熱い話」をする機会も得られた。「みなさん、お芝居の経験も僕より多くて。そういう経験の差だったり、自分にないものを持っていたり、いろんなことを感じました。負けていられないな、自分ももっとがんばろう! という気持ちになりましたね」

 俳優業を通して得られたものが、グループの今に活きていると感じることは「もちろんあります」とキッパリ。「個人的な面では、お芝居を始めるようになってから、歌うときの表情とか歌い方、その歌の世界観に合った表現が自分なりに出せるようになってきました。音楽とお芝居、どちらも相乗効果で、それぞれ成長しているかなと。俳優の仕事で受けた刺激を、自分自身だけじゃなく、チームのために還元していきたいという想いはあります」と力強く語る。ボーカリスト、パフォーマー、俳優としてより深い、新しい表現を目指して、日々、アーティストとして進化を遂げていく吉野から、ますます目が離せない。(文:石塚圭子)

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