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圧倒的存在感!『MOTHER』新人・奥平大兼の演技に驚きと賞賛の声

映画『MOTHER マザー』より
映画『MOTHER マザー』より - (C) 2020「MOTHER」製作委員会

 長澤まさみが主演を務めた映画『MOTHER マザー』(公開中)で、母親に翻弄される少年・周平を演じた奥平大兼(おくだいら だいけん)が注目を浴びている。映画が3日に公開されると、SNSでは観客から「圧倒的な存在感」「新しい才能を発見した」という感想が続々と投稿されている。

印象的な瞳…奥平大兼【写真】

 実際に起きた祖父母殺害事件から着想を得て、社会の底辺で生きる母親と息子を取り巻く過酷な現実を描いた本作。『新聞記者』などに携わってきた河村光庸が企画・製作を手掛け、『日日是好日』などの大森立嗣が監督を務めた。社会の闇へ落ちていくシングルマザーの秋子を体当たりで演じた長澤の新境地は話題だ。そして、母の要求に応えようともがく息子・周平にふんした“新人”奥平の演技に驚きと賞賛の声が相次いでいる。

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映画『MOTHER マザー』より
(C) 2020「MOTHER」製作委員会

 母の歪んだ愛情しか知らずに育ち、やがて凄惨な事件を引き起こしてしまう息子という難役に、スクリーンデビューの新人でありながら挑んだ奥平。セリフの多い役どころではないが、ぽつりぽつりと響く声、訴えかけるような視線、胸に抱えた思いを抑え込むような表情で観客を魅了した。「逸材」「秀逸なお芝居だった」「彼を観にいくだけで価値がある」といった感想に加え、「新しい才能を発見した」「デビュー作とは思えない」「衝撃を受けた」という驚きの声も上がり、早くも映画賞レースでの新人賞受賞を期待するファンもいるほどだ。また、映画『誰も知らない』の演技で一躍脚光を浴び、いまや日本を代表する実力派俳優となった柳楽優弥と重ねる人も多い。

 奥平は東京都出身、2003年生まれの16歳で、渋谷で事務所にスカウトされたことが俳優の道を進むきっかけとなった。『MOTHER マザー』への出演は、演技未経験だった奥平が初めて受けたオーディションを経て決定。映画デビュー作で早くも注目を浴びることとなり、今後の活躍が楽しみな俳優だ。(編集部・小山美咲)

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