中村倫也、ハンバーガーで記念撮影!『人数の町』奇妙な食事事情の場面カット
中村倫也主演の映画『人数の町』(9月4日公開)から、謎に包まれている“町”のお食事事情が伺える場面カットが公開された。
本作は、河瀬直美(瀬は旧字体)監督を審査員長に迎え、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から準グランプリに選ばれた作品で、松本人志出演の「バイトするならタウンワーク」のCMやMVなどを多数手掛ける荒木伸二による初の長編映画。中村のほか、石橋静河、立花恵理、山中聡らが出演する。
本作は、衣食住が保証され、性の快楽を貪る毎日を送ることができ、出入りも自由だが、決して離れることはできない、という謎の町が舞台。借金で首の回らなくなった蒼山(中村)は、町の住人となり、町の謎に迫っていくさまを描く。
公開された2枚の場面カットでは、謎に包まれている町の食事事情を垣間見ることができる。この町には、少しの労働=ステマで食事が支給されるシステムがあるようで、新規オープンのハンバーガーショップに、町のバスで出向き、写真撮影をしてSNSに投稿している蒼山の姿を見ることができる。
もう一枚は、町の食堂で真空パックされたタマゴサンドのようなものを手にしている蒼山が写し出されている。食堂は、電光掲示板が謎のメッセージを放ち、透明のケースが埋め込まれたテーブルが。町の住人たちがスマホでなにかを投稿すると、目の前のケースの中から食事が出きて、彼らはそれを貪る。このシステムは、町を構成するさまざまな謎のほんの一部で、バイブル、パーカー、細かく設定されたルールがあり、今後、さらなる町のヒントが公開されていくという。(編集部・梅山富美子)