大泉洋主演『騙し絵の牙』今年中の公開断念 2021年公開へ
松竹は22日、大泉洋が主演を務める映画『騙し絵の牙』の公開時期を、2021年まで延期すると発表した。新たな公開日に関しては、決まり次第、公式SNS及び公式サイトで告知される。
作家・塩田武士が、大泉洋を主人公に当て書きした小説を『桐島、部活やめるってよ』などの吉田大八監督が映画化。廃刊の危機に立たされた雑誌編集長が、存続をかけて策を仕掛けるさまが描かれ、大泉が編集長役で主演。松岡茉優、佐藤浩市らが共演する。
当初は6月19日の公開を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により、 4月時点で延期が決定。あらためて今年中の公開を断念する事態となり、製作委員会では「関係者一同、劇場のスクリーンでお目にかかれるその時へ向けて、映画をより一層楽しんでいただくべく、準備をしてまいります」としている。(編集部・入倉功一)