『孤狼の血』『ひとよ』など白石和彌監督特集 丸の内TOEIで実施
8月7日から8月20日まで、丸の内TOEIで白石和彌監督の特集上映が組まれることが決定した。7日から13日まで『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』、14日から20日まで『孤狼の血』『ひとよ』を、それぞれ1日2回上映。各回入替制で一般料金は1,100円。
【写真】佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優ら『ひとよ』ジャパンプレミア
白石監督は、『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(2010)で長編映画デビュー後、『凶悪』(2013)や『日本で一番悪い奴ら』(2016)などを手掛け、『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017)でブルーリボン賞監督賞を受賞。『孤狼の血』(2018)は、日本アカデミー賞で作品賞を含む12部門で優秀賞を受賞。同年5月には、同原作者・柚月裕子による小説「凶犬の眼」をベースにした続編の制作も発表。昨年は斎藤工、香取慎吾、佐藤健らと組み『麻雀放浪記2020』『凪待ち』『ひとよ』といった骨太な作品を生んだ。
白石監督は、本特集上映に以下のようにコメントを寄せている。「伝統ある丸の内TOEIで特集上映を組んで頂けること、とても嬉しく興奮しています。ありがとうございます。僕も先日、同劇場で『仁義なき戦い 広島死闘編』を見たばかりです。熱い血が滾るような映画が似合う映画館です。たくさんの方に足を運んでくれることを願っています。コロナ禍でどこも大変ですが、映画館も映画業界も大変なのは同じです。製作現場もまだまだ手探りですが、少しずつ撮影を再開し始めています。僕も秋には新作を撮影予定です。映画館に来てくれる映画ファンが一人でもいる限り映画は死にません。そう信じて、みんなで少しずつでも前に進んで行きたいです」
特集期間中、劇場で白石監督の映画を鑑賞した人の中から抽選30名に、白石監督の直筆サイン入りポスターやプレスがあたるキャンペーンも実施予定。(編集部・石井百合子)