渡辺直美、オファーに「実写版ドラえもん」!?
タレントの渡辺直美が8日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太の新恐竜』公開記念舞台あいさつに登壇し、ドラえもん風コーデを披露した。この日は、ドラえもん、のび太、今井一暁監督も来場。司会を弘中綾香アナウンサーが担当した。
本作は、連載50周年を迎えたコミック「ドラえもん」の長編劇場版シリーズの第40作。双子の恐竜と出会ったのび太が仲間の恐竜たちを探すため、ドラえもんたちと太古の白亜紀へと向かう。
木村拓哉とともにゲスト声優を務め、怪しい猿の姿をした謎の男・ジル(木村)と通信し、のび太たちの冒険を密かに監視する怪しい女・ナタリーを演じた渡辺は「記念すべき素晴らしい作品に出させていただいてうれしかったです」と感激しきり。収録については「顔芸だけでここまで来た芸人なので、声だけで伝えるというのがすごく難しかったです」と渋い顔を見せつつも、役柄に合うようにセクシーな声を心掛けて臨んだことを明かした。
ドラえもんそっくりの装いに話が及ぶと、渡辺は自信ありげに「頭に鈴、後ろにしっぽ」などとポイントを紹介。そんな中、ドラえもんは「耳見て! 何がぶら下がってますか? 僕、気になっちゃって……」と大興奮。そこには、ドラえもんの大好物の「どら焼き」がぶら下がっており、渡辺は「今日の日のために準備した“どら焼き”のイヤリングなんですけど、重すぎて耳がちぎれそうです」と打ち明けて笑いを誘った。
また、弘中アナから「フォルムもドラえもんに似ている」と伝えられると、渡辺は「そうなんですよ。最初、『映画ドラえもん』のお話が来ましたとマネージャーに言われたときに、実写版のドラえもん役かと思って、ついにこの日が……と思ったんです」と、たとえドラえもん役でも挑戦していたという前のめりな姿勢を見せていた。
ちなみに、弘中アナはドラミちゃん風衣装で登場するも、ドラえもんからは「すごく痩せてるよね。ドラミはメロンパン大好物で食べてるから、弘中さんももっとメロンパン食べた方がいいよ」と勧められていた。
イベントの最後は、恐竜の卵型をしたくす玉「くす卵」を割って公開を祝福。新型コロナウイルスの影響で3月6日の公開が延期になっていた本作。渡辺は「この日を待っていた方がたくさんいらっしゃると思います。ぜひとも劇場に遊びに来てください」と呼び掛けていた。(取材:錦怜那)