おいしそうなスイーツだらけ!『ノッティングヒルの洋菓子店』12月日本公開
イギリス映画『Love Sarah』の邦題が『ノッティングヒルの洋菓子店』に決まり、12月4日より日本公開される。2002年にオープンし、今や食通の間でその名を知らない人はいないといわれるロンドンの大人気デリ「オットレンギ」協力による、色とりどりのスイーツに彩られた心温まるドラマだ。
舞台は、ロンドン・ノッティングヒル。名店で修行を積んだパティシエのサラと親友のイザベラは、長年の夢だった自分たちの店をオープンすることになったものの、事故でサラが急死。夢を諦め切れないイザベラ、そしてサラの娘であるクラリッサは、絶縁していたサラの母ミミを巻き込んで、パティシエ不在のまま開店に向けて走り出す。そんな三人の前に現れたのは、ミシュラン二つ星のレストランで活躍するスターシェフのマシュー。20年前、恋人だったサラから逃げた過去を持つ彼は、あることを償うためにパティシエに応募してきたのだ。果たして四人は、サラの夢を叶えることができるのか……?
メガホンを取ったのは、これが初の長編映画となったドイツ出身・ノッティングヒル在住のエリザ・シュローダー監督。お菓子作りが大好きで、「多様な文化を持つるつぼとしてのロンドンを映し出す映画」を作りたかったという彼女は、原案・製作も担当している。「オットレンギ」協力のスイーツは撮影現場でも大人気だったといい、シュローダー監督は「その場にいるスタッフ・キャスト全員が、登場するおいしいお菓子を頂こうと、最後のテイクを心待ちにしていた」と明かしている。
出演は『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のセリア・イムリー、『暮れ逢い』のシャノン・タルベット、『チャーリーとチョコレート工場』のシェリー・コン、『シャーロット・グレイ』のルパート・ぺンリー=ジョーンズなど。(編集部・市川遥)
映画『ノッティングヒルの洋菓子店』は12月4日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開