「胸が鳴るのは君のせい」実写映画化 親友のような存在への片思い描く青春ラブストーリー
紺野りさの少女漫画「胸が鳴るのは君のせい」が実写映画化されることが13日、東映株式会社より発表された。転校生の有馬隼人をいちずに思い続ける篠原つかさの片思いの行方を描く青春ラブストーリーで、全5巻の累計発行部数が250万部を突破する人気作。キャスト、スタッフ共に未発表だが、原作者の紺野は「原作者特権でキャストの方をすでに知っているのですが、涼しげな目元が爽やかな凄まじいイケメンさんと、快活な笑顔がとてつもなく可愛い女優さんに演じて頂けることになっています。有馬とつかさのイメージそのもの!!なので、『胸きみ』を好きになってくださったファンの皆様はもちろん沢山の方に楽しみにして頂けたら嬉しいです」とコメントしている。
原作では、ヒロインのつかさが真っ直ぐ恋に立ち向かい続ける姿や、友達に恋をしたからこそ生まれる不意打ちのトキメキ、そして有馬とつかさを軸に展開される登場人物たちの不器用な恋模様が共感を呼んだ。連載開始時からアンケート上位にランクインしていた。
原作者の紺野は実写映画化決定に「お話を最初に聞いた時は震えが止まりませんでした! まさか自分の人生にこんなスペシャルな大事件が起きようとは、正直今もまだ夢見心地です」と興奮気味。
プロデューサーの木村元子は、「『好き』のパワーってすごい。『胸きみ』と初めて出会った時、登場人物たちがそれぞれの想いを胸に日々を駆け抜けていく疾走感に感動しました。紺野先生の世界観を大切に、実写ならではの『胸きみ』をお届けできればと思っています。奇跡のキャストもお楽しみに!」と原作の魅力を触れている。(編集部・石井百合子)