吉田志織、原作読み込んで挑んだ『窮鼠はチーズの夢を見る』
関ジャニ∞の大倉忠義が主演した映画『窮鼠はチーズの夢を見る』に出演した吉田志織。原作を読み込み、主人公・大伴恭一(大倉)に思いを寄せる今ヶ瀬渉(成田凌)の恋敵となる岡村たまきを演じている。
水城せとなによるコミックを『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』などの行定勲監督が実写化した本作。不倫ばかりしてきた大伴の前に浮気調査員として大学の後輩・今ヶ瀬が現れる。7年ぶりに再会した大伴に、彼の体と引き換えに不倫を隠すという取り引きを今ヶ瀬が持ちかける。吉田ふんするたまきは大伴に片思いをしているキャラクターだ。
たまきについて吉田は「明るくて素直で天真爛漫だけど、人を思いやる気持ちもたくさんあって、自分を犠牲にもできる子です。一方で、したたかな女っぽい部分もあるなと思いました」と説明。「撮影までに何度も原作を読んで挑んだのですが、たまきは常に笑顔でいる印象があったので、そこは特に意識して演じました」と振り返っている。
また、共演した大倉について「(撮影現場での)大倉さんは常に恭一のままでいらっしゃった印象です」と語り、「お芝居に関して事前に打ち合わせたりすることはありませんでしたが、たまに雑談をしたり、さりげなく気を遣ってくださっていたと思います」とコメントしている。
北海道出身の吉田は1997年生まれの23歳。2017年にドラマ「クズの本懐」でデビューして以来、月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」、映画『honey』など数々の作品に出演している。2019年には映画『チワワちゃん』で、ストーリーの中で重要な役割を果たすチワワを好演した。(編集部・海江田宗)
映画『窮鼠はチーズの夢を見る』は公開中