都市伝説の女装男が暴走!白石晃士監督×田中俊介主演『恋するけだもの』予告編公開
『貞子vs伽椰子』『不能犯』などの白石晃士監督、BOYS AND MENの元メンバー・田中俊介主演によるバイオレンス映画『恋するけだもの』(11月21日公開)の予告編が公開。関西弁の女装男の都市伝説を巡る、狂気めいたストーリーの一端がみられる。
本作は、2018年8月に公開されロングラン上映された18分の短編映画『恋のクレイジーロード』を、白石監督自ら長編映画としてリブート。舞台は、“男が道を歩いていると、関西弁の女装男から「つき合って」と声をかけられ、断ると殺される”という都市伝説が語られる田舎町。過去を隠し、工務店で働く内気な宙也が、同僚の女性と逃避行に出ようとした矢先に“女装男”が現れたことから地獄絵図と化していく。
主人公・宙也を演じるのは、短編の主演を務めた田中俊介。内向的な人格と暴力的な人格を演じ分け、クライマックスには身体能力を活かしたキレの良いアクションを見せる。また女装男・江野祥平を、白石監督作品の常連でもある宇野祥平が続投。宙也の同僚の女性・栞に上のしおりがふんする。
予告編は、宙也が同僚たちから暴力を振るわれる場面からスタート。互いに好意を寄せ合う栞と共に町を出ようとするも、女装男に迫られ足止めを食ううちに宙也の何かが覚醒。宙也、女装男、栞、同僚の男たちが入り乱れ、血しぶきが散る死闘を繰り広げる。(編集部・石井百合子)