「9-1-1:LA救命最前線」スピンオフからリヴ・タイラー降板
米テレビドラマ「9-1-1:LA救命最前線」のスピンオフドラマ「911:ローン・スター(原題) / 911: Lone Star」から、メインキャストのリヴ・タイラーが降板するとDeadlineが報じた。
同ドラマはテキサス州オースティンが舞台。息子と一緒にオースティンに引っ越したニューヨークの消防士オーウェン(ロブ・ロウ)が、仕事で弱きを助け、プライベートでは自分の人生の問題を解決しようと奔走するシリーズ。リヴは救急医療隊長ミシェル・ブレイクを演じていた。
リヴにとって民放ドラマの初レギュラー作品で、複数年の出演契約をしていたとのこと。しかし、ロンドンに居住している彼女には4歳と5歳の子供がいることもあり、コロナ禍でロンドンとロサンゼルスを行き来するのは賢明ではないと降板を申し出たという。
降板前に撮影され、すでに放送されている第1シーズンのフィナーレでは、リヴのキャラクターにまつわる大きなストーリーは完結しているそう。共同クリエイターのティム・マイナーは、いつでも戻ってきてほしいと言っており、感染が収まれば復帰なり、ゲスト出演があるかもしれない。第2シーズンからは、「SUITS/スーツ」のジェシカ・ピアソン役で知られるジーナ・トーレスが救急医療隊長トミー・ヴェガを演じることが発表されている。(澤田理沙)