拉致被害者の苦悩と闘いを映画化『めぐみへの誓い』来年2月公開
13歳の時から拉致されたままの横田めぐみさんの人生を縦軸に、拉致被害者の苦悩と闘いや不屈の家族愛を描く映画『めぐみへの誓い』が、来年2月19日より全国で順次公開されることが決まった。併せて、ポスターと予告編が披露された。
本作は、綿密な取材に基づいて、拉致で引き裂かれた家族の過酷な運命を描く物語。めぐみさん役を映画『写真甲子園 0.5秒の夏』などの菜月、少女時代のめぐみさん役を映画『パーフェクト・レボリューション』などの坂上梨々愛、横田滋さん役を原田大二郎、横田早紀江さん役を映画『初恋 夏の記憶』などの石村とも子、田口八重子さん役をテレビドラマ「美少女戦士セーラームーン」などの安座間美優が務め、小林麗菜、大鶴義丹、仁支川峰子、小松政夫が共演する。原作・脚本・監督は、演出家・映画監督の野伏翔。
「娘は今から四十二年前、新潟の海岸から突然姿を消しました」という衝撃から始まる予告編は、13歳の少女めぐみさんが北朝鮮工作員によって拉致され、北朝鮮で必死に生きる姿や、めぐみさんや拉致された人々を奪還するために活動を続ける両親の姿から浮かび上がる親子愛が切り取られている。(清水一)
映画『めぐみへの誓い』は2021年2月19日より池袋シネマ・ロサ、AL☆VEシアター(アルヴェシアター/秋田市)ほか全国順次公開