“あやや”松浦亜弥役にハロプロ期待の新星、山崎夢羽
松坂桃李が“ハロプロオタク”の主人公を演じる来年2月公開の映画『あの頃。』で、“あやや”こと松浦亜弥役にハロー!プロジェクトのアイドルグループ、BEYOOOOONDSの山崎夢羽(やまざき・ゆはね、17)が抜てきされたことが明らかになった。
本作は、人気バンド、神聖かまってちゃんの元マネージャー・劔樹人によるハロー!プロジェクトへの熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れを描いた自伝的青春コミックエッセイ「あの頃。男子かしまし物語」の実写化。大学院受験に失敗し、地獄のようなバンド活動を続けながら、金なし、彼女なしのどん底生活を送っていた主人公・劔(松坂)はある日、松浦亜弥の「桃色片想い」のミュージックビデオを観たことがきっかけでハロプロアイドルにドハマり。やがて仲間たちと共に遅れてきた青春の日々を謳歌していく。『愛がなんだ』などの今泉力哉監督がメガホンを取る。
山崎は2002年11月5日生まれ、愛知県出身の17歳。2016年、ハロプロ研修生に加入。2019年、BEYOOOOONDSとして「眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist」でメジャーデビューし、オリコン週間ランキングで初登場1位を獲得。第61回日本レコード大賞では最優秀新人賞を受賞した。グループの中でも山崎は今年6月、ソロ写真集「夢羽」を発売するなど、エースの呼び声も高い。
ハロプロの大先輩である松浦を演じることになった山崎は「松浦亜弥さんは、歌もダンスもトークもひとりですべて完璧な方という印象で、“本物のアイドル”だなと思います。歌の勉強をする時には、いつも松浦さんの曲を聴いて、こんな風にやってみようと研究しています。今回、松浦さんを演じることになり、こんなに嬉しいなということはないです」と尊敬のまなざし。
「歌って踊るシーンではなかったので、どうやって松浦さんを表現したらいいのかが難しかったです」と苦労もあったようだが、「でも、応援してくださっている方に雰囲気が松浦さんに似ているねと仰っていただくことがあったので、このまま頑張ろうという気持ちで取り組みました。精一杯出来たと思います!」と手応えを見せた。(編集部・中山雄一朗)