『G.I.ジョー』新作、見どころは殺陣!るろ剣・谷垣健治がアクション監督
映画『G.I.ジョー』シリーズ最新作『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021年全国公開)のパネルイベントが5日、オンラインで開催中の「東京コミコン2020」で行われ、主演のヘンリー・ゴールディングとコミックライターのラリー・ハマが、メインキャラクター・スネークアイズや映画について語る特別映像が公開された。
米玩具会社ハズブロの人気フィギュアから派生したアニメをベースにした『G.I.ジョー』は、国際機密部隊G.I.ジョーが、悪のテロ組織コブラの脅威に立ち向かうアクションシリーズ。最新作『漆黒のスネークアイズ』は、G.I.ジョーに所属する忍者戦士スネークアイズの秘密を紐解くオリジンストーリーが描かれる。
出演が決まった当時を、ヘンリーは「言葉では言い表せない。信じられないほど嬉しかった。渡された脚本がとてもよく練られていて、可能性に満ちていたんだ」と述懐。さらに、過去作でスネークアイズを演じたレイ・パークにも連絡を取ったそうで、「僕の世代でスネークアイズといえば彼。だから、僕が新たな世代(のスネークアイズ)を作りたいと思ったよ。俳優が変わっても、作品の歴史は終わることはない」と決意を見せた。
本作の撮影は日本でも行われ、姫路・大阪・茨城といった日本各地で長期ロケを実施。日本から平岳大や安部春香が主要キャストとして参加しているほか、『るろうに剣心』シリーズなどのアクションを手掛けた谷垣健治が、スタントコーディネーター/アクション監督を務める。ヘンリーは、本作で挑む殺陣を「死ぬほど練習した」と明かすと、ラリーも「そこが一番の見どころだね。本作の様々な要素の中で、殺陣は最も重要だ。爆破シーンも出てくるけど、本作に必要不可欠な剣術と心の葛藤がキャラクターたちを作っている」と熱心に語った。
映像後半では、ヘンリーとラリーが二択の質問に答える場面も。スネークアイズと彼のライバルでもあるストームシャドー(新作では小路アンドリューが演じる)のどちらが好きかという究極の選択を迫られたラリーは、「彼らは表裏一体だから選べないよ」と悩みつつ、「スネークアイズかな」と笑顔で回答していた。(編集部・倉本拓弥)