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アン・ハサウェイ、口裂け魔女を演じた『魔女がいっぱい』を我が子に見せるのは30年後!「今見せたら大変」

カツラを取ると…? - 映画『魔女がいっぱい』でのアン・ハサウェイ
カツラを取ると…? - 映画『魔女がいっぱい』でのアン・ハサウェイ - (C)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

 ファンタジー映画『魔女がいっぱい』の邪悪な大魔女役で“子供たちの悪夢”を体現したアン・ハサウェイが、ロアルド・ダールの名作を今リメイクした意味や我が子たち(4歳と1歳の男の子)への思いを語った。

【動画】振り切りぶりがすごい!大魔女役のアン・ハサウェイ

 とある豪華ホテルに集結した美女の仮面をかぶった魔女たちと、その恐ろしい正体を知った少年&祖母の闘いを、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキス監督がファンタジックに描いた本作。アンは口裂けハゲ頭という強烈すぎるビジュアルで、魔女たちの頂点に君臨する大魔女を嬉々として演じている。

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 このすさまじい変貌ぶりにはお子さんたちもびっくりするのでは? という問いに、アンは「わたしの子供たちに見せるのは30年後になると思う! 今見せたら大変。あんなふうに口が裂けたママが顔を近づけてきたら怖くて仕方がないと思う」と笑う。

 「原作は過去にもニコラス・ローグ監督が映画化している(『ジム・ヘンソンのウィッチズ』)のだけど、アンジェリカ・ヒューストンが大魔女を完璧に演じていたから、それをあえてリメイクするにはそれなりの理由が必要だった。わたしなりに見いだした理由は、『悪には立ち向かわなければならず、笑い飛ばさなければならない』というメッセージを今こそ伝えるべきというものよ。その考えは大魔女を演じる指針にもなったわ。『いじめっ子は面と向かって笑い飛ばしなさい。不遜な態度を取る人も笑い飛ばしなさい』と伝えたい。そういうのはバカげた存在だから、何も恐れることはないし、憎悪を抱えた人はいずれ小さな存在になっていく。子供たちが30歳になった頃にはそれをわかっていてほしいけれど、もしまだわからなければ、この映画を見て学んでほしい(笑)」

 大魔女というキャラクターを作り上げていくにあたっては、「ヒッチコック映画が大好きな魔女」を思い浮かべたというアン。「だからカツラはブロンドにした。このアイデアに関しては監督も気に入ってくれたの」。そしてもう一つ強く意識したのが、大魔女の厚かましさを表現することだったという。

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 「大魔女が歩いている姿は見るからに邪悪だけど、誰にも止められない勢いがある。手下や周りに対する扱いもひどいのに、誰も彼女に反対の声を上げない。本来なら、周囲の人々の人間性を踏みにじるような身勝手な行動は、皆で一致団結して止めなければならないんだけどね。そして、大魔女の大胆さがエスカレートしていくにつれて、ルックスもどんどん大げさになっていく。しまいには悪意を隠そうとさえしない。誰も声を上げないから、歯止めが効かなくなって『みんなをひどい目に合わせて、ガキどもをネズミにしてやる』と言う始末になる。ただ、まさか主人公の男の子が反撃してくるとは露程も思っていなかったわね」と少年との死闘を楽しげに振り返っていた。(編集部・市川遥)

映画『魔女がいっぱい』は公開中

アン・ハサウェイから日本のファンへ!映画『魔女がいっぱい』メッセージ映像 » 動画の詳細
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