ドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』追加キャスト20名一挙発表!
4日、米Amazonが制作を進めている「指輪物語」テレビシリーズ版の追加キャスト20名が発表された。アメリカやイギリスをはじめ、ニュージーランド、オーストラリア、スリランカといった国から実力派が揃っている。
作家J・R・R・トールキンの長編ファンタジー小説「指輪物語」は、かつてピーター・ジャクソン監督が『ロード・オブ・ザ・リング』3部作として映画化。Amazon制作のテレビシリーズは、映画版の第1部「旅の仲間」の前日譚(たん)で、架空の世界・中つ国を舞台に新たなストーリーが展開するといわれている。
追加キャストには、ドラマ「ザ・シューター」のシンシア・アダイ=ロビンソン、『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』のマックス・ボルドリー、「トップ・オブ・ザ・レイク ~消えた少女~」のキップ・チャップマン、「ザ・ワイルズ ~孤島に残された少女たち~」のアンソニー・クラムといった実力派がズラリ。さらに、イアン・ブラックバーン、マクシーン・カンリフ、トリスタン・グラヴェル、レニー・ヘンリー、ツシッタ・ジャイサンダーラ、ファビアン・マッカランといった俳優陣も加わった。
この他、サイモン・メレルズ、ジェフ・モレル、ピーター・マラン、ロイド・オーウェン、オーガスタス・プリュー、ピーター・テイト、アレックス・タラント、レオン・ウェイダム、ベンジャミン・ウォーカー、サラ・ズワンゴバ二も出演。20名がそれぞれどんなキャラクターを演じるのかは明かされていない。
ショーランナー及びエグゼクティブ・プロデューサーを務めるジョン・D・ペインとパトリック・マッケイは、「J・R・R・トールキンが創り出した世界は、叙述的で多様性にあふれ、そして心がこもっています。世界中から集結した才能豊かなキャストたちは、この数年間ユニークで輝かしいアーティストを探し求めた集大成です」と声明を発表。「Amazonの『ロード・オブ・ザ・リング』のために集結したキャストは、ただ集まっただけではありません。彼らは家族です。私たちは、彼らを迎え入れられることにワクワクしています」と期待を寄せている。
ドラマは現在、ニュージーランドで撮影が進んでいる。第1話と第2話の監督には『ジュラシック・ワールド/炎の王国』などのJ・A・バヨナと、長年のパートナーであるベレン・アティエンサが就任している。(編集部・倉本拓弥)