怖すぎ…「恋する母たち」森田望智の悪女ぶり話題
TBS系で放送中のドラマ「恋する母たち」(毎週金曜夜10時~)で新人弁護士を演じる森田望智が「怖すぎる」と注目を浴びている。
【動画】年上のお姉さんを好演『ジオラマボーイ・パノラマガール』予告
本作は、「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」などの恋愛漫画のカリスマ、柴門ふみの同名漫画に基づく大人向けのラブストーリー。木村佳乃、吉田羊、仲里依紗演じる三者三様の美しい母たちの苦悩、思いがけず訪れた恋の行方を描く。脚本は、ドラマ「セカンドバージン」「知らなくていいコト」などの大石静。
森田が演じるのは、タワーマンションに暮らすセレブママ・まり(仲里依紗)の夫でエリート弁護士・繁樹(玉置玲央)の部下である山下のり子。繁樹と不倫関係にあり、繁樹を我が物にすべくまりにあからさまな嫌がらせを繰り返していたが、それが仇となって繁樹から別れを切り出された挙句、仕事もクビに。第6話では、テレビ番組で繁樹の「幸せ家族」ぶりを目にして逆上したのり子が、恐ろしい反撃に出るさまが描かれた。
のり子の復讐は、法律事務所の代表として華々しい人生を送っていた繁樹をあっけなく転落させる徹底ぶり。弁護士業務停止の危機に陥った繁樹に、嬉々としたのり子からの電話が。「情熱人生(テレビ番組)観ていたらムカついたんで。わたしだけ置き去りにして妻と娘に囲まれてデレデレして。第2弾でもっとズタボロにしてあげますから。お楽しみに~」と宣戦布告。視聴者からは「めっちゃ怖い」「ヤバい」「存在感ハンパない」と悲鳴が相次いでいる。なお、11月6日にParaviで配信されたスピンオフドラマ「恋する男たち」第3話では繁樹とのり子の出会いが描かれ、インターン時代の素朴で真っすぐなのり子を演じた。
2019年より配信されたNetflixシリーズ「全裸監督」のヒロイン役で一気にブレイクした森田。今年はドラマ「一億円のさようなら」(NHK BSプレミアム)で安田成美演じるヒロインの若かりしころにふんし、『リング』の鈴木光司原作のドラマ「あの子が生まれる・・・」(FOD)では主演に抜擢。ナース役で絶叫クイーンを熱演した。
現在、岡崎京子の漫画を映画化した『ジオラマボーイ・パノラマガール』が公開中。高校生のケンイチ(鈴木仁)を惑わせる、大人の色香を持つ女性を軽やかに演じ、絶賛の声が続々。メガホンをとった瀬田なつき監督は、Twitterで「マユミ役の、森田望智さん。自由で、柔軟で、軽やかで、そして気さくで。こんなに、さらっとくるくるできる人、なかなかいないです。すごい。」と賛辞を送っている。(編集部・石井百合子)