『ボブという名の猫』続編、2021年日本公開!
映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』の続編『A Gift from Bob』が2021年に日本公開されることが決定した。
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』は、世界30か国以上で出版されたベストセラーノンフィクション「ボブという名のストリート・キャット」(ジェームズ・ボーエン著)の映画化作品。薬物依存から抜け出せず、どん底の生活を送っていたストリートミュージシャンのジェームズが、野良猫のボブと出会ったことで人生をやり直す姿が描かれた。本人役で映画に出演した猫のボブ(続編にも出演)は今年6月に天国に旅立ったが、2017年には映画の公開に合わせてジェームズと共に初来日も果たしていた。
続編となる映画『ボブという名の猫2』(仮)は、クリスマスに起こったボブとジェームズの実話に基づく物語。一躍ベストセラー作家となったジェームズと猫のボブは、出版社のパーティーに出席した帰りに、警察官に取り押さえられているホームレスを助けることに。自暴自棄になったその男にジェームズは、路上で過ごした最後のクリスマス──ジェームズにとって最も困難で苦しい選択を迫られた忘れられない日──の話を始める。ボブはいかにしてジェームズを人生の挫折から再び立ち直らせたのか? 人々の優しさと強さ、そしてボブとジェームズの絆を描いた心温まる物語になっている。
主人公ジェームズを演じるのは前作に引き続き、『タイタンの戦い』などの英国人俳優ルーク・トレッダウェイ。『ベラのワンダフル・ホーム』のチャールズ・マーティン・スミス監督がメガホンを取った。(編集部・市川遥)
映画『ボブという名の猫2』(仮)は2021年、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開