マイケル・ジャクソンさんのネバーランド・ランチが売却
2009年に亡くなった世界的歌手マイケル・ジャクソンさんの自宅兼プライベート遊園地だったネバーランド・ランチが、2,200万ドル(約23億1,000万円)で投資家のロン・バークル氏に売却されたと、The Wall Street Journal ほか複数メディアが報じている。(1ドル105円計算)
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ネバーランド・ランチは、カリフォルニア州サンタバーバラ郡で開発された土地で、1980代後半、当時その土地を所有していた不動産開発者のウィリアム・ボーン氏から、マイケルさんに売却され、マイケルさんはピーター・パンの物語に登場する架空の島にちなんで、ネバーランド・ランチと名付けた。
2015年に同地を所有するマイケル・ジャクソン遺産管理団体とコロニー・キャピタル(旧名:コロニー・ノーススター)が、ネバーランド・ランチをシカモア・バレー・ランチに改名して、希望価格を1億ドル(約105億円)と提示したが、買い手がつかず、昨年の3月には提示価格が3,100万ドル(約32億5,500万円)に引き下げられていた。
マイケルさんが亡くなった2009年から遊園地の乗り物や動物園はなくなり、枯山水の庭やマイケルさんが好きだったピーター・パンの区画が設置され、現在も構造物や造園が維持されているそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)