『鬼滅の刃』12週連続1位!『新解釈・三國志』が2位浮上
映画週末興行成績
土日2日間(1月2日~1月3日)の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が12週連続で1位を獲得した。
吾峠呼世晴による人気コミックが原作となり、今作では鬼に家族を殺された主人公・竈門炭治郎が、短期間で40人以上が行方不明になった“無限列車”を捜索する任務に身を投じるさまを描いている。1月2日から3日の2日間で観客動員42万5,000人、興行収入6億7,800万円を記録。累計では動員2,548万人、興収346億円を突破している。
公開4週目の大泉洋主演の映画『新解釈・三國志』が先週から一つランクを上げて2位となった。中国の「三國志」を基にしたコメディー作品で、監督は『銀魂』シリーズやドラマ「今日から俺は!!」などの福田雄一。累計は動員227万人、興収30億円を突破した。
昨年12月25日に封切られ4位スタートだったアニメーション『映画 えんとつ町のプペル』もランクを上げて3位に浮上した。同日公開のポケモン映画シリーズ23作目『劇場版ポケットモンスター ココ』は2位から4位にランクを下げた。
新作では1日公開の『新感染半島 ファイナル・ステージ』が7位スタートを切った。2017年公開の『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後を描いた続編で、パンデミックを逃れて香港に渡っていた元軍人の主人公が、ある任務のために「半島」に戻ってサバイバルを繰り広げるストーリー。『ゴールデンスランバー』などのカン・ドンウォンが元軍人を演じ、イ・ジョンヒョンやクォン・ヘヒョらが共演している。
今週は『銀魂 THE FINAL』『劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」《前編》』『大コメ騒動』『おとなの事情 スマホをのぞいたら』『エマの秘密に恋したら』などが公開される。(ランキング・数字などは興行通信社調べ)(編集部・海江田宗)
【2021年1月2日~1月3日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:12週目
2(3)『新解釈・三國志』:4週目
3(4)『映画 えんとつ町のプペル』:2週目
4(2)『劇場版ポケットモンスター ココ』:2週目
5(5)『約束のネバーランド』:3週目
6(6)『STAND BY ME ドラえもん 2』:7週目
7(初)『新感染半島 ファイナル・ステージ』:1週目
8(7)『ワンダーウーマン 1984』:3週目
9(10)『天外者(てんがらもん)』:4週目
10(8)『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』:3週目