岩田剛典、今年の抱負は「復活」
7日、岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演映画『名も無き世界のエンドロール』完成報告会見に出席。新年の抱負を、エンタメの復活という希望をこめて「復活」と語った。この日は新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督も来場した。
もともとこの日は観客を入れた舞台挨拶付き完成披露上映会が行われる予定となっていたが、新型コロナウイルスが国内で感染拡大している状況を鑑み、関係者の協議の結果、avex pictures 公式YouTubeチャンネルにおける無観客のライブ配信に変更。キャスト・監督が登壇するマスコミ向け完成報告会見を実施することとなった。
ステージに登壇した岩田は、「本日は、世間の情勢がある中、これだけ多くの報道陣の方に集まっていただき、大変感謝しております。そして今日は本来、お客さんを入れた完成披露上映会だったんですが、こういった情勢がありますので、今日は無観客とさせていただいたことをお詫びいたします」と切り出すと、「今日はYouTubeなどで配信しているので、画面の向こうの皆さんとつながっている時間というものを、短い時間ですが精いっぱい楽しい時間にしたいと思います」とその思いを語る。佐藤監督も「本来ならちゃんと、お客さまの前でお披露目して。こういう場でやろうとしていたので、できなくなって残念ですが。本来でいうと、入ってくる時に、岩ちゃんとかマッケンが入ってきたら、ワーとかキャーとかいう歓声が起きて。それを僕らは脇で浴びて、お肌ツヤツヤにして帰るというのが今日の目的だったんですが、なかなかそれも叶わないので……」と残念そうな顔を見せた
さらに今年の抱負を尋ねられた岩田は「復活」と発表。「昨年から各業界の皆さまが本当に苦しい状況の中で。自分たちもエンタメの仕事に携わらせていただいている中で。やっぱり自分はグループもやらせていただいているので、ライブイベントだったりとか、生で直接、観客の皆さんに同じ空間で届けられるエンタメが、自分たちが発信したい100%の形で表現できる年ではなかった。今の情勢でなかなか復活というのも気が早い気がしますが、今年1年が終わるころまでにはエンタメも復活してもらいたいし、映画館も復活してもらいたい。そういう希望をこめて、復活とさせていただきました」と語った。(取材・文:壬生智裕)
映画『名も無き世界のエンドロール』は1月29日より全国公開