サイコパスからの!高橋一生「天国と地獄」豹変ぶり話題沸騰
17日、日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系、毎週日曜夜9時~)の初回が放送され、サイコパスな殺人鬼という裏の顔を持つ実業家にふんした高橋一生の演技が話題を呼んでいる(※ネタバレあり。初回の詳細に触れています)
本作は、警視庁捜査一課の刑事・ 望月彩子(綾瀬はるか)と、殺人鬼・日高陽斗(ひだか・はると/高橋)の魂が入れ替わるファンタジックなストーリー。初回では努力家だが空回りすることもしばしばな熱血刑事・望月が男性優位な組織で奮闘する姿や、遺体の口内にパチンコ玉が詰められた猟奇的な殺人事件の捜査に猪突猛進するさまが描かれた。
高橋が演じるのは、望月が事件の容疑者とにらむ日高。若くしてベンチャー企業を立ち上げたやり手の経営者で、大手食品企業サンライズフーズ「コ・アース」の御曹司。事件現場で用いられた無臭の洗浄剤のメーカーが「コ・アース」だったことから望月は日高を訪ね、彼が発したある一言をきっかけに事件との関与を疑うようになった。
物腰が柔らかく、さわやかな笑顔をふりまく日高だが、望月らが去ったのち「一人暮らしは余計だったか……」とつぶやきながら宙をみたりと怪しい言動を見せ、さらには日高がボストンにいた時代の友人から、ある恐ろしい疑惑が……。
高橋の演技が注目を浴びているのは、歩道橋で望月が日高に自首を迫るシーンと、ひと悶着ののち病院で目覚めてからのシーン。ある決定的な証拠を突き止めた望月が歩道橋で「ここで何をしているんですか?」と迫りくると、「月がきれいなので」と満面の笑みで迎える日高。しかし、望月が「明日には捜索令状が下り、自宅にも会社にも捜査の手が入る」と自首を勧められるなり顔つきが一変。「そちらがそのつもりならこちらも対抗手段をとらせていただきます」とクールに返すと、身に着けていた“証拠”を歩道橋から落とし、慌てた望月ともみ合ううちに思わぬ事態に。高橋の豹変ぶりに「歩道橋のうえでの表情が本当にすごかった」「ゾクゾクした」「怖すぎる」といった声が上がったが、その後再びド肝を抜く演技を披露した。
望月が病院のベッドで目覚めると、なぜか部屋には日高の衣服があり、なんだか様子がおかしい。やがて自分の声が違っていること、さらに喉ぼとけがあることに気づいた望月が鏡を見ると、なんと日高に変身していた……! というもので、視聴者は「本当に入れ替わっているようにしか見えない」と驚愕。そこへ日高(外見は望月)が現れ、悪魔のようににじりよると、望月(外見は日高)は混乱と恐怖のあまり涙目になり「見事な女子っぷり」「子犬のよう」「涙目で怯える高橋一生最高」と絶賛の声が相次ぎ、1エピソードで目まぐるしい表情を見せた高橋の話題でもちきりとなっている。(編集部・石井百合子)