「麒麟がくる」森蘭丸役は板垣瑞生!クライマックス本能寺の変へ
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で織田信長(染谷将太)の近習・森蘭丸役を、人気若手俳優の板垣瑞生が務めていることが明らかになった。
板垣は東京都生まれの20歳。映画『ソロモンの偽証』(2015)では1万人の中から準主役に抜てきされ、日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。出演作は『響-HIBIKI-』『僕に、会いたかった』『ホットギミック ガールミーツボーイ』『初恋ロスタイム』『超・少年探偵団NEO -Beginning-』『映像研には手を出すな!』などで、連続テレビ小説「エール」(2020)にも出演していた。「麒麟がくる」には、来週1月31日放送の第43回より登場する。
板垣は「以前『精霊の守り人』でお世話になった方々が、今回『麒麟がくる』のスタッフさんの中に何人かいらっしゃったこともあり、『エール』を撮影していた時はスタジオが隣だったので本当は見に行きたかったのですが、なかなか行くことができませんでした。少しでも良いから出演したいなと思っていたところだったので、すごいご縁だなと思いました」と出演に喜びのコメント。
「森蘭丸は、信長の背中を一番近くで見ている人で、実際に僕も染谷将太さん演じる信長を後ろからずっと見ています。今と違って当時は太陽の光しかない世界ですから、その太陽の光を全身に浴びてかっこいい人、『太陽を味方につける人』が天下を取っていくんだなと思いながら演じていました。蘭丸は信長を献身的に支えます。信長をすごく怖がっていますが、信長に憧れて背中を追いかけ、信長が一番幸せでいられる状態をつくってあげたいと思っている、若さあふれる人物として今回演じさせて頂きました!」
クライマックスとなる「本能寺の変」については、「本当にこれ以上ないものにしたいと思いながら演じました」と板垣。「信長を一番近くで慕っている人から見ると、信長ってこのように見えるんだな、本当にかっこよかったんだなと、僕の演技から視聴者のみなさんに感じていただけると嬉しいです」と語った。
明智光秀(長谷川博己)の生涯を中心に、戦国の英傑たちの運命の行く末を描く「麒麟がくる」も残すところ3回に。2月7日放送の第44回が最終回となる。(編集部・市川遥)