スパイク・リー監督『ザ・ファイブ・ブラッズ』に作品賞!ナショナル・ボード・オブ・レビュー発表
現地時間26日、アカデミー賞の前哨戦の一つとも言えるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞が発表され、昨年8月に亡くなった、チャドウィック・ボーズマンさんも出演する、スパイク・リー監督作『ザ・ファイブ・ブラッズ』が作品賞を受賞した。
『ザ・ファイブ・ブラッズ』は、ベトナム戦争からほぼ半世紀を経て、当時の隊長の亡骸と埋蔵金を回収するために戦場へと舞い戻った、4人の黒人退役軍人を描く戦争映画。メガホンを取ったリー監督は、監督賞にも選出。また、隊長役で出演したチャドウィックさんには、歴史や文化、映画に貢献した映画人を称える、アイコン賞が贈られた。
主な受賞結果は以下の通り。
作品賞 『ザ・ファイブ・ブラッズ』
監督賞 スパイク・リー『ザ・ファイブ・ブラッズ』
主演男優賞 リズ・アーメッド『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
主演女優賞 キャリー・マリガン『プロミシング ・ヤング・ウーマン(原題) / Promising Young Woman』
助演男優賞 ポール・レイシー『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
助演女優賞 ユン・ヨジョン『ミナリ』
脚本賞 リー・アイザック・チョン『ミナリ』
脚色賞 ポール・グリーングラス&ルーク・デイヴィス『この茫漠たる荒野で』
アニメーション賞 『ソウルフル・ワールド』
外国語映画賞 『ラ・ヨローナ ~彷徨う女~』
アンサンブル賞 『ザ・ファイブ・ブラッズ』
アイコン賞 チャドウィック・ボーズマン