名探偵コナン、神回「ピアノソナタ『月光』殺人事件」をリブート!1,000回記念で
アニメ「名探偵コナン」(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜よる6時~)の放送1,000回を記念したプロジェクトの第1弾として、1996年4月8日に放映された「ピアノソナタ『月光』殺人事件」が3月6日と13日の2週にわたって再放送されることが明らかになった。あわせて、同エピソードの場面カットを約1,000枚使用したコラージュビジュアルも公開された。
1996年1月8日にスタートし、3月6日に放送1,000回を迎えるアニメ「名探偵コナン」。その記念プロジェクトの第1弾「再起動(リブート)される神回を当てろ!」として、歴代エピソードから“伝説の神回”と言われる作品が最新技術によって生まれ変わる。
今回オンエアが決定したのは、ファンの間でも名作として語り継がれている「ピアノソナタ『月光』殺人事件」。コナンと蘭、小五郎は謎の依頼人からの手紙で伊豆の小島・月影島に呼び出されるが、依頼人は12年前にベートーヴェン作曲のピアノソナタ「月光」を弾きながら死亡したはずのピアニストだったことが判明する。依頼主について調べるため訪れた公民館では前村長の3回忌が営まれており、その最中に「月光」が流れ始める……。
また、コナンが最初で最後、犯人を推理で追い詰めて死なせてしまったと自責の傷として残る悲しい回としても知られており、これ以降、コナンはたとえ犯人であっても死なせてはならないと心に決めることになる。今回のリブートでは、物語の象徴となっている「月光」の演奏を、14歳でCDデビューを果たし、世界的に活躍するピアニストの小林愛実が担当。さらに、3月6日からのオープニングテーマには倉木麻衣の「ZEROからハジメテ」が使用されることも発表された。
なお、2月5日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、よる9時~)では、劇場版シリーズ第1作『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』(1997)が放送される予定となっている。(編集部・大内啓輔)