浮気も目撃…不幸6連発『哀愁しんでれら』冒頭10分の映像公開
公開中の映画『哀愁しんでれら』より、土屋太鳳演じる主人公・小春が怒涛の不幸に見舞われる冒頭約10分間の本編映像が公開された。
『哀愁しんでれら』は、不幸のどん底にたたき落されるも開業医との結婚で幸せをつかんだはずの女性が、思わぬ事態に陥っていくサスペンス。渡部亮平監督が「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」の2016年グランプリに輝いた自身のオリジナル脚本で、商業映画監督デビューを果たした。土屋のほか田中圭、COCO、山田杏奈、石橋凌らが共演している。
天地逆さまの映像から始まる冒頭。今回公開された約10分間の映像では、児童相談所で働き、平凡な日々を送っていた小春(土屋)に、怒涛の不幸が降りかかる。祖父が倒れ、車で病院に向かうも事故に遭い、父親は飲酒運転で連行されてしまう。さらに、自宅が火事になり、家業の自転車店は廃業になったうえ、彼氏が自分の同僚と浮気している現場を目撃してしまう。
6連発の不幸に襲われた小春が、放心状態で夜道をさまよう中、踏切の中で倒れこむ一人の男性と出会うところで終了する今回の冒頭映像。土屋ふんする小春が見せる別の表情が意味深で、ミステリアスな雰囲気を醸し出している。(清水一)