今夜金ローで『カイジ ファイナルゲーム』地上波初放送!豪華キャストを振り返り
大ヒット映画『カイジ』シリーズの最終章『カイジ ファイナルゲーム』(2020)が、本日12日の21時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。放送の前に、同作の豪華キャストを紹介する。
本作は、福本伸行のベストセラーコミックを映画化した人気シリーズの完結編。これまで命懸けのゲームから何度もはい上がってきたカイジが、東京オリンピックが閉幕して不景気に陥った日本で、新たなギャンブルに挑む姿を描き出す。原作者の福本が脚本にも携わったオリジナルストーリーが展開され、原作にはない新たなゲームも見どころとなっている。
派遣会社からクズと罵られながら働く主人公・カイジは、主演の藤原竜也が続投。久々のカイジ役をどう演じたのかについて、2020年1月のシネマトゥデイのインタビューで「福本先生は、独特の世界観で“非日常”を描いているので、普通の熱量では成立しない部分があるんです。カイジも異常なエネルギーを持ったキャラクターなので、まずはテンションをMAXにして臨み、徐々に『このあたりかな?』と調節しながら、カイジを作り上げていきました」と語っていた。
本作からの新キャストである福士蒼汰は、政府の高官・高倉浩介役を担当。「特に藤原さんとの共演は自分の概念を壊されたような感覚があります。藤原さんだってもちろん既成概念をお持ちだと思いますが、それを無視して、飛び越えて、壊していくことができる自由さがあるんです」(2020年1月のシネマトゥデイのインタビューより)と、福士にとって藤原との共演は大きな刺激となったようだ。
また、関水渚、吉田鋼太郎、新田真剣佑、伊武雅刀、山崎育三郎、瀬戸利樹も本作から参加。『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『町田くんの世界』などで知られる関水は、カイジと共に行動することになる桐野加奈子役、吉田はカイジが働いている派遣会社の社長・黒崎義裕役で出演。伊武は大富豪の東郷滋役、新田は東郷の秘書・廣瀬湊役、山崎は高倉の部下・西野佳志役、瀬戸はカイジと共にゲームに参加する菅原太一役を務めた。さらに、前田公輝、篠田麻里子、金田明夫がキャストに名を連ねている。
そして、シリーズ過去作で人気キャラクターを演じた天海祐希(遠藤凛子役)、松尾スズキ(大槻太郎役)、生瀬勝久(坂崎孝太郎役)も再び参加し、完結編となる本作を盛り上げている。(編集部・吉田唯)