阿部寛「ドラゴン桜」続編、4月放送決定!桜木メソッド再び
TBSは10日、昨年6月に新型コロナウイルス感染拡大の影響による延期を発表していた、阿部寛が主演を務める人気ドラマの続編「ドラゴン桜」を、4月期の日曜劇場枠(毎週日曜よる9時~)で放送すると発表した。
本作は、阿部ふんする元暴走族の弁護士・桜木建二が、落ちこぼれ高校生たちを東大合格に導くために奮闘する姿を描いた、2005年に放送された大ヒットドラマの続編。「モーニング」(講談社)で2018年から連載中の三田紀房による漫画「ドラゴン桜2」を原作に、今の時代を反映した、ドラマオリジナルの展開を予定している。
社会現象を巻き起こした前作では、型破りだが理にかなった、東大合格のための“桜木メソッド”と呼ばれる勉強法も話題を呼んだ。前作から16年を経て、大学受験も大きな転換期を迎えているが、今回の続編では、時代に合わせて進化した勉強法と受験への心得を視聴者に届けるという。
また、前作では、山下智久、長澤まさみ、小池徹平、新垣結衣、中尾明慶、紗栄子といった、現在も一線で活躍するメンバーを生徒役に起用。今作のキャストは、およそ1,000人に及ぶ応募の中から選考が行われたといい、次世代を担う顔ぶれも注目される。
昨年の延期から、約10か月を経て放送される本作。プロデューサーの飯田和孝は「この春、ようやく『ドラゴン桜』を皆さまにお届けできることになりました。原作の三田先生も仰っていますがある意味で“スポ根ドラマ”です。その中に的確に時代を捉え、現代の若者の姿を写している繊細さがあります。阿部寛さん演じる主人公の桜木建二は、若者たちを超俯瞰で見ているようで、深い部分では気にかけている人物です。そんな桜木が、令和の若者にどう向き合っていくのか、注目してもらえたらと思っています。東大合格&受験必勝メソッドはもちろん、子を持つ親御さん、部下の扱いに悩む上司の皆さん、後輩が生意気で困っている先輩の皆さんが明日から使える桜木メソッドもご紹介します。日曜の夜に『月曜から頑張ろう!』と思える、元気の出るエンターテインメントをお届けできたらと思っています。頑張ります!」とコメントしている。(編集部・入倉功一)