「おちょやん」一平の母役・板谷由夏の迫真演技に涙…13週を振り返り!
現在放送中の連続テレビ小説「おちょやん」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が13週目を迎えている。今週の見どころを振り返ってみたい(一部、あらすじに触れています)。
「おちょやん」は、明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれた竹井千代(杉咲花)が、女優の道を駆け上がっていく姿を描く物語。3月に入り、物語は第13週「一人やあれへん」に突入した。
千代に驚きの出来事が降りかかった前週から一転、13週では一平(成田凌)の身に大きな変化が訪れることに。放火騒ぎが落ち着きを見せ、一平は部屋を借りて一人暮らしを始める。そして、社長の大山鶴蔵(中村鴈治郎)から二代目天海天海を襲名するよう命じられるのだった。だが、一平は襲名に良い反応を示さず、一度は断る始末。
そこで千代は一平を連れて、幼い頃から音信不通となっていた母親の夕のもとを訪れる。だが、千代と一平は彼女から予想外の言葉を聞かされ、動転してしまう。千代と夕による驚きのビンタの応酬も繰り広げられた。
母の夕を演じたのは、連続テレビ小説としては2003年放送の「こころ」(ヒロインは中越典子)にも出演した板谷由夏。夕は息子に冷たい言葉を浴びせる一方で、最後には耐えきれずに泣き崩れてしまう。夕を胸に迫る演技で表現した板谷の圧巻の演技が、多くの視聴者の涙を誘った。
その板谷は自身のInstagramを3日に更新しており、「夕母さんは、苦しく悲しい役でしたが 愛があるお母ちゃんだと思ってます」とコメントを添えて杉咲とのオフショットを公開。また、同投稿には「放送が無事終わったら みな笑顔の写真を見せますね」とも記している。(編集部・大内啓輔)