松岡茉優、吉田羊の20代演じ「身の引き締まる思い」ジェーン・スー原作ドラマ出演
俳優・松岡茉優が、吉田羊と國村隼のダブル主演ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」(テレビ東京系・毎週金曜深夜0時12分~)で、吉田ふんする主人公の20代を演じることが明らかになった。
本作は、ラジオパーソナリティ・コラムニスト・作詞家と多彩に活躍するジェーン・スーのエッセイをベースに描く、愛嬌はあるが破天荒な70代の父と、独身で勝気な40半ばの娘による愛憎物語。ジェーン・スー自身がモデルの主人公・蒲原トキコを吉田が、その父・哲也を國村が演じる。
父娘の過去には、父と母の出会いや、母の病気、会社の倒産、全財産の喪失、そして他の女性の影といった苦悩や葛藤のエピソードも。家族の形を紡ぐ、過去編のキャストとして出演する松岡は「吉田羊さんの20代を演じさせて頂けること、身の引き締まる思いです」とコメント。ドラマについて「トキコと似た想いを持って過ごされてる方々に、幅広く届くことを願っています」と語っている。
本作では、ジェーン・スーのラジオ番組で人気の「お悩み相談コーナー」を、トキコの冠番組として再現。番組制作メンバー役を、オカモト”MOBY”タクヤ、森本晋太郎、ヒコロヒーが務めるほか、人気アーティスト・Creepy Nuts のDJ松永も雑誌編集者役で出演。監督とシリーズ構成を映画監督の山戸結希、脚本を井土紀州が手掛ける。(編集部・入倉功一)
松岡茉優(トキコ役)コメント
台本を読ませて頂き、「普通の家族なんてないですよ。」というセリフにとても惹かれました。
私のセリフではないのですが物語のテーマと捉えました。
また、今回吉田羊さんの20代を演じさせて頂けること、身の引き締まる思いです。羊さんの演じられた現代のトキコを拝見することで、イメージが膨らみました。
そして、國村隼さんと親子役をできることが私の人生にあるのだなあと思いました。
とても豊かな時間で、たくさんのことを教えて頂きました。
トキコと似た想いを持って過ごされてる方々に、幅広く届くことを願っています。
きっと、自分のことを許せたり、少しだけ大事に出来るようになると思うのです。
私は回想シーンのみの出演なので、ドラマの完成がとても楽しみです。
ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分スタート