ダコタ&エル・ファニング姉妹が制作会社を立ち上げ
子役時代からハリウッドの第一線で活躍してきたダコタ&エル・ファニング姉妹が、制作会社ルウェレン・ピクチャーズを立ち上げたと、MRCエンターテインメントが発表した。
エル・ファニングが主演しているドラマ「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」を製作してきた Civic Center Media / MRC Television とファーストルック契約(スタジオが企画開発費用を支援する代わりに、優先的にプロデューサーや監督の企画を製作・配給できるというもの)を結んだことで明らかになった。
ルウェレン・ピクチャーズは、テレビと映画の両方の企画を立ち上げることができ、第1弾となる作品が、作家ミーガン・ミランダの小説「ザ・ラスト・ハウス・ゲスト(原題) / The Last House Guest」のテレビシリーズ化作品で、サラ・ウォーカーが脚色する。互いの違いから激しく恋に落ちるものの、最終的には疑い、裏切り、悲劇を生み出すことになる二人の少女の親密な友情関係を描くストーリー。同作でファニング姉妹は、製作総指揮も務める。
現在、ダコタ・ファニングは歴代のファーストレディを描く注目のドラマ「ザ・ファースト・レディ(原題) / The First Lady」で、アメリカのジェラルド・フォード元大統領の娘スーザン・フォードを演じることが決定した。一方、エルは主演兼製作総指揮を務めた「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」が第78回ゴールデン・グローブ賞の3部門にノミネートされていた。さらに、ダコタとエルが共演する第2次世界大戦を舞台にした映画『ザ・ナイチンゲール (原題) / The Nightingale』の撮影も終え、編集段階に入っている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)