『100日間生きたワニ』池谷のぶえ&杉田智和がワニの両親役!
アニメーション映画『100日間生きたワニ』(5月28日公開)で神木隆之介が演じる主人公ワニの両親役に、名バイプレイヤーの池谷のぶえと、人気声優の杉田智和が決まった。
『100日間生きたワニ』は、2019年12月12日から2020年3月20日まで、Twitterに100日間毎日投稿されて話題になった4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」のアニメ映画化。きくちゆうきによる原作は何気ないワニの日常をつづった4コマ漫画で、映画ではその100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿が描かれる。
神木が主人公ワニの声を担当し、中村倫也がワニの親友のネズミ役、木村昴がモグラ役、新木優子がワニが恋するセンパイ役で共演。監督・脚本は、映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎、アニメーション監督としても活躍するふくだみゆき夫妻が務める。
ワニの母親役に決まった池谷は「今回映画では『100日間生きた』という視点で描かれています。実存は消えてしまっても、残された者たちの中にはずっと生き続けるのだな…と、また違った日々の愛おしさを感じます」とコメント。父親役の杉田は「短い間ですが、父親を演じると、彼の事を本当の息子のように思えてきました」と胸中を明かしている。二人のコメント全文は下記の通り。(編集部・小松芙未)
▼池谷のぶえコメント
私は掲載の途中から追いはじめ、100日後を見届けてから初めに戻る…という原作との出会いでした。100日という区切られた時間で人生を見つめると、普段雑に過ごしてしまいがちな一日一日が、なぜこんなにも愛おしく思えるのでしょう。今回映画では「100日間生きた」という視点で描かれています。実存は消えてしまっても、残された者たちの中にはずっと生き続けるのだな…と、また違った日々の愛おしさを感じます。
▼杉田智和コメント
短い間ですが、父親を演じると、彼の事を本当の息子のように思えてきました。
ワニ君が望んでいた未来は何だったのか。
それは本ワニにしか解りませんが、恐らく、諍いや争いを望んではいなかったと思います。そうであって欲しい。