細田佳央太「ドラゴン桜」で増量に挑戦 東大クラスの生徒役で日曜劇場初出演
映画『町田くんの世界』などの細田佳央太(19)が、阿部寛主演のTBS4月期日曜劇場「ドラゴン桜」(毎週日曜夜9時~)に東大合格を目指す“東大専科”の生徒役で出演することが12日、明らかになった。オーディションを経て日曜劇場初出演を果たす細田は、「監督とお話しし、健太のイメージに近づけるように(体重を)増量し、これから髪も短く切って撮影に臨みます。外見を変えることでの役作りは初めてで、身が引き締まる思いです」とコメントしている。
本作は、週刊漫画誌「モーニング」で2018年から連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」が原作。2005年に放送された前作ドラマの原作である「ドラゴン桜」(2003年~2007年連載)の15年後を描く続編で、今の時代のエッセンスを取り入れたドラマオリジナルの展開が予定されている。東京大学一般入試合格発表日の10日に発表された早瀬菜緒役の南沙良に続いて、2人目の“東大専科”の生徒として細田の出演が決定した。
細田が演じるのは、昆虫が大好きな心優しい少年・原健太(はら・けんた)。とある問題を抱え周囲から孤立している設定だ。細田は2019年に公開された石井裕也監督の映画『町田くんの世界』で、1,000人以上の中からオーディションで主演に抜擢された新星として注目を浴びた。現在、大ヒット中の映画『花束みたいな恋をした』に出演しており、今夏には沖田修一監督の新作映画『子供はわかってあげない』の公開を控えている。
これまでに発表されたキャストとして、阿部演じる元暴走族の弁護士・桜木建二がかつて受け持った「東大クラス」の教え子役に長澤まさみ、学園の教頭役に及川光博、桜木の信頼する弁護士役に早霧せいな、学園の理事長役に江口のりこ、桜木の元教え子役に佐野勇斗が決定している。
細田のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
細田佳央太(原健太役)
原健太役の細田佳央太です。日曜劇場に出演することが1つの目標だったので、オーディションを経て、健太役に選んでいただけたと聞いた時はとてもうれしかったです。僕が演じる原健太は、とある問題を抱えている少年です。僕自身もそうですが、普段の生活の中で、他人と比べて劣等感を抱いてしまったり、何らかの壁があって生き辛く感じたりすることもあると思います。しかし、だからといって自分の夢ややりたいことを、決して諦めたくはありません。このドラマをご覧になって、また、健太という役を通して、どんなに高い壁があったとしても、夢を叶えるために頑張ろう! と前向きな気持ちを持っていただけたらうれしいです。監督とお話しし、健太のイメージに近づけるように(体重を)増量し、これから髪も短く切って撮影に臨みます。外見を変えることでの役作りは初めてで、身が引き締まる思いです。一つ一つ丁寧に演じることを心掛けて頑張ります。是非、ご覧ください!