タイ洞窟遭難事故の映画化、ヴィゴ・モーテンセン&コリン・ファレルら出演
タイの洞窟で起きた遭難事故と救出劇を描くロン・ハワード監督の新作映画『サーティーン・ライヴズ(原題) / Thirteen Lives』に、ヴィゴ・モーテンセン、コリン・ファレル、ジョエル・エドガートンらが出演するとDeadlineが報じた。
2018年6月23日、練習を終えたサッカーチームの少年12人とコーチは、チームメイトの誕生日を祝うために地元チェンライのタムルアン洞窟に入った。だが、雨季の豪雨で水位が急上昇し、洞窟内に閉じ込められてしまう。本作は少年たちとコーチが7月10日に救出されるまでの18日間を描き出す。事故発生当時、世界中から軍や経験豊富なダイバーが救出に参加。救助活動にあたった元タイ海軍のダイバーが亡くなるほど命懸けの救出現場だった。
脚本は『グラディエーター』『レ・ミゼラブル』のウィリアム・ニコルソンが執筆。撮影は今月から、オーストラリアとタイで行われる予定。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)