綾瀬はるか、岡田健史を絶賛「美しいお顔」に本人大テレ
女優の綾瀬はるかが20日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、映画『奥様は、取り扱い注意』の公開記念舞台あいさつに出席し、劇場版から作品に参加した、岡田健史の運動神経やルックスを絶賛した。この日は、西島秀俊、小日向文世、佐藤東弥監督も出席した。
本作は、元特殊工作員の伊佐山菜美(綾瀬)が、自身の過去を隠し、専業主婦として幸せな生活を送るなか、次々とトラブルを解決していく姿を描いた連続ドラマの劇場版。物語の舞台は、公安のエリートであることを隠していた夫の勇輝(西島)が、帰宅した菜美に拳銃を突きつけるシーンで終了した、ドラマの半年後となる。
岡田が演じる岩尾珠里は、菜美の親友で、ダイニングバーを経営するコスプレが趣味のキャラクター。クランクインが綾瀬との重要なシーンだったことを明かした岡田は、「綾瀬さんと対峙(たいじ)するということで、めちゃくちゃ緊張していました」と撮影を振り返ると、一方の綾瀬は「(珠里は)結構アクションシーンがあるのですが、こんなに美しいお顔をしているのに、ものすごくアクションの覚えがよくて。なんでもできる人なんだなと、感心していました」と絶賛。岡田は「綾瀬さんのような方に『美しい』なんて言われるとドキドキします」と恐縮していた。
また、愛と任務の選択を迫られる本作にちなんで、「なかなか選べない“究極の選択”」というエピソードトークが展開されると、岡田は「犬と猫がどっちかを選べと言われたら選べません」と回答。それを聞いた綾瀬は「わたしも同じ! 実家で犬を飼っていたのですが、猫が迷い込んでから一緒に飼うようになって、両方の良さを知ったので選べません」と反応。綾瀬からは、別の答えを聞きたかった様子で困惑する司会者に、岡田は「やっちゃいましたね。すみません」と再度、恐縮しきりだった。
和気あいあいとた雰囲気で進行した舞台あいさつのなか、綾瀬は「家族や仲間、撮影チームなど当たり前にいつも支えてくれる方がいることに感謝です」としみじみ。新型コロナウイルスの感染拡大により、1年近く公開延期となった作品が封切られたことに「ようやく皆さんに観ていただくことができました。(観客の)お顔を見ることができて良かったです」と客席のファンに感謝を述べていた。(磯部正和)
映画『奥様は、取り扱い注意』は全国公開中