ゆりやんレトリィバァ『モンハン』受付嬢の衣装で肉焼きシーン再現!
お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが23日、都内で行われた映画『モンスターハンター』(3月26日全国公開)の公開直前イベントに和牛(水田信二、川西賢志郎)と共に出席。同作で山崎紘菜が演じる受付嬢に成り切ったゆりやんは、原作ゲームでおなじみの肉焼きシーン再現に挑んだ。
受付嬢にふんしたゆりやんは、登壇早々「山崎紘菜です。(山崎と同じ衣装を着て)同じ体型だと認識しました」とボケを入れてあいさつ。「本当はスタイリストさんが一生懸命、着させてくれました。(パンツも)山崎さんの膝の位置がわたしの足の付け根くらいなんですが、うれしいです。光栄です」と笑顔を見せると、水田も「今日は山崎紘菜さんの私服で来ました」とボケを挟んだ。
『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督&ミラ・ジョヴォヴィッチのコンビが、カプコンの大ヒットゲームを実写化した本作。監督とミラは熱狂的なゲームファンということで、映画では原作ゲームに欠かせない肉焼きシーンも再現している。肉焼きとは、ハンターがモンスターの生肉を材料に、スタミナを回復できる“こんがり肉”を調理する演出である。
イベントでは、実際の肉を使って同シーンを再現してみることに。指導のために駆けつけた日本バーベキュー協会の下城民夫会長は、「長時間やらない、グリルを取り囲まない、マイ皿、マイ箸を持ってくること、こまめな手の消毒、距離を保ちながら、気を遣いながら感染リスクを少なくしましょう」と三人に肉焼きのコツを伝授する。
用意されたブロック肉に調味料を染み込ませ、じっくりと焼き上げるゆりやん。「あたしのこと、肉も回せないただのお嬢さまだと思っているんでしょ!」とボケると、すかさず川西が「一番回せそうな格好しているけどな」とツッコんでみせる。
さらに、調理師免許を取得している水田が、劇中に登場するモンスター・ディアブロス亜種の調理法として「ディアブロスのクミンロースト トマトソース添え」を考案。「お皿に油とニンニクで香りをつけたところに、できたら生後70日のディアブロスがいいんですが、ハーブソルトをつけて、焼き目をつけたら一回揚げて。クミンを入れて香りを足したらトマトソースを入れて、いい感じになったらローストしたディアブロスの下にソースを敷いて完成ですね」と説明すると、川谷も「なんだか食いたくなってきたわ」とノリノリ。下城会長も「さすが料理人ですね。道理にあってますからね」と水田の調理法を称賛した。
肉塊の表面を焼き上がるためには、最低でも30分以上はかかるため、途中からスタッフが途中まで調理したという肉と交換。火を通して最後の仕上げを行った三人は「上手に焼けました!」とゲームシリーズでおなじみの掛け声を披露。こんがりと焼き上がった肉の前で笑顔を見せていた。(取材・文:壬生智裕)