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実写『ホムンクルス』冒頭映像!頭蓋骨に穴をあけて…

『ホムンクルス』冒頭映像が公開
『ホムンクルス』冒頭映像が公開 - (C) 2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ

 「殺し屋1」などの山本英夫による人気漫画を綾野剛主演で実写化した映画『ホムンクルス』(4月2日公開)より、約2分間の本編冒頭映像が公開された。

【動画】『ホムンクルス』冒頭映像

 本作は、ある手術を受けたホームレスが、それを機に他人の深層心理を視覚化して見ることが可能になってしまうミステリー。記憶も感情も社会的地位もなくした主人公・名越進を綾野が演じ、研修医・伊藤学役の成田凌のほか、岸井ゆきの石井杏奈内野聖陽が共演。『呪怨』シリーズなどで知られる清水崇監督がメガホンを取った。

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 常田大希King Gnu)が率いる音楽集団 millennium parade が歌うメインテーマ「Trepanation」の音楽にのって、独特な雰囲気を醸し出す冒頭映像。伊藤(成田)が名越(綾野)の頭蓋骨に穴をあけるトレパネーションを施すシーンから始まり、その穴から覗く怪しい目など、一気に『ホムンクルス』の世界へと誘う意味深な映像となっている。映画の公開を前に、綾野と清水監督のコメントも公開された。(清水一)

▼綾野剛
Q:自分のホムンクルスは何だと思いますか?
僕が“ホムンクルス”だとしたら、見えるのはその時に自分が生きている役だろうなと。役が変わるたびに僕の“ホムンクルス”も変わっていくと思います。

Q:これからご覧になる方へメッセージをお願いします。
清水監督が真剣に原作漫画に向き合った結晶が映像化されています。完全オリジナルでもなく、原作をなぞっただけの完全原作モノでもない。だからこそ映画化した意味があるんだと言える作品になりました。映画館でも、Netflixでも、皆さんによきタイミングと状況で目撃してもらえたら幸せです。また劇伴や主題歌も素晴らしいので、音楽好きにはぜひ映画館という爆音の中で体感してもらえたら幸いです。

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▼清水崇監督
Q:自分のホムンクルスは何だと思いますか?
6~8歳くらいの、ずっと一人で遊んでいる男の子だと思います。
おそらく6歳の頃、幼稚園の砂場で遊んでいる時に生まれ、性分も14歳頃にはほぼ定まっていたと思います。
その頃に僕は大切な何かを置き忘れたまま、今に至ってしまっている気がしています。ずっとです。
周囲の人の言動や振る舞いを窺い、同時に存在する幾つかの世界を探り、怖がりながらも時に強がり、見えた感情や吸収した感覚を砂や粘土で自分色に形作っていく。手前味噌ですが…拙作『呪怨』の白い男の子:俊雄、たぶんあんな姿ではないかと。

Q:これからご覧になる方へメッセージをお願いします。
これは、少し変わった毛色の映画です。
皆さんが今まで観てこられたどんな作品とも違うかもしれません。
でも、皆さんの誰にでも触れ、エグって、寄り添ってくると思います。
“心の距離感や触れ合い”に怯え、閉ざし、癒され、開いて…
皆さんの、身近にいてくれる人や世界の見方や感覚に少しでも何かしら生み落とせたら幸いです。

映画『ホムンクルス』本編冒頭映像/ 2021年4月2日(金)より期間限定公開 » 動画の詳細
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