『ジョン・ウィック』シリーズ脚本家、第4弾&第5弾には関与せず
キアヌ・リーヴス主演の人気アクション『ジョン・ウィック』シリーズの脚本家デレク・コルスタッドが、続編となる第4弾と第5弾には関与しないとColliderのインタビューで明かした。
コルスタッドは、第1弾と第2弾『ジョン・ウィック:チャプター2』の脚本を自ら手がけ、第3弾『ジョン・ウィック:パラベラム』ではシェイ・ハッテン、クリス・コリンズ、マーク・エイブラムスと共同で執筆している。
ユニバーサル・ピクチャーズの新作映画『ノーバディー(原題) / Nobody』のプロモーションを兼ねた同サイトとのインタビューで、コルスタッドは『ジョン・ウィック』シリーズについても言及。「第4弾と第5弾には関わっていない」と明言すると、「それは僕の決定ではない。契約上から考えてみれば、第3弾は多くの人と(脚本の)クレジットを共有したため、僕が戻る必要がなかった。彼らはそれをしなかっただけだ」とコメント。ただ、コルスタッド自身はこの時点で卒業だと認識しているようで、「作品について悪いことは言わない。これからも(シリーズが)続いて、栄えてほしい」と製作陣にエールを送っている。
主演のキアヌは現在第4弾に向けて準備中で、『マトリックス』シリーズ第4弾の撮影を終えてから本作の撮影に入る予定。シリーズ3作のメガホンを取ったチャド・スタエルスキ監督が続投し、脚本は『パラベラム』に続いてシェイが執筆。第4弾の全米公開は2022年5月27日を予定している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)