『シン・エヴァンゲリオン劇場版』3週連続1位!『モンスターハンター』2位に初登場
映画週末興行成績
土日2日間(3月27日~3月28日)の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、大ヒットアニメーションシリーズの新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が3週連続で1位を獲得した。同作は公開初日から21日間の累計で、興行収入60億7,821万1,750円、観客動員396万1,480人となった(3月29日・配給発表)。
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新作ではカプコンのゲームをハリウッドが実写映画化した『モンスターハンター』が2位に入った。『バイオハザード』シリーズなどのポール・W・S・アンダーソン監督がメガホンを取り、『バイオハザード』シリーズのアリス役でお馴染みのミラ・ジョヴォヴィッチが主演。砂漠を偵察中のアルテミス(ミラ)率いるエリート戦闘部隊が、モンスターが存在する異世界に迷い込む。
大泉洋が主演した『騙し絵の牙』が4位に初登場。大泉を主人公に当て書きした塩田武士の小説を、『桐島、部活やめるってよ』などの吉田大八監督が映画化した。廃刊の危機に立たされた雑誌「トリニティ」の編集長・速水(大泉)が、存続をかけて奮闘する。松岡茉優、佐藤浩市らが共演している。
ほか新作では戦車で戦う武道「戦車道」に打ち込む女子高生たちの青春を描いたシリーズの『ガールズ&パンツァー 最終章 第3話』が6位にランクイン。惜しくもトップテン入りを逃したが、ベネチア国際映画祭の金獅子賞、トロント国際映画祭の観客賞を獲得している『ノマドランド』が11位となった。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は先週の7位からランクをあげて3位に入り、公開24週目ながら腰の強い興行を続けている。
今週は『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』『裏アカ』『サンドラの小さな家』『ゾッキ』などが公開される。(ランキング・数字などは興行通信社、配給調べ)(編集部・海江田宗)
【2021年3月27日~3月28日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『シン・エヴァンゲリオン劇場版』:3週目
2(初)『モンスターハンター』:1週目
3(7)『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:24週目
4(初)『騙し絵の牙』:1週目
5(2)『奥様は、取り扱い注意』2週目
6(初)『ガールズ&パンツァー 最終章 第3話』:1週目
7(3)『トムとジェリー』:2週目
8(4)『映画ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』:2週目
9(6)『花束みたいな恋をした』:9週目
10(5)『ブレイブ -群青戦記-』:3週目