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熱狂的なゴジラファンの笠井信輔『ゴジラvsコング』日本語吹き替え版ゲスト声優に!

笠井信輔
笠井信輔 - (C) 2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC

 フリーアナウンサーの笠井信輔が、ゴジラとコングが激突する映画『ゴジラvsコング』(5月14日公開)の日本語吹き替え版のゲスト声優に決定した。

【写真】笠井信輔が日本語版ボイスキャストを担う指揮官ギラーミン

 本作は、米ワーナー・ブラザースとレジェンダリー、東宝が展開する“モンスター・ヴァース”シリーズの第4弾。前作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)で、怪獣たちとの激闘を経て、王として覚醒したゴジラが、満を持してコングと激突する本作には、前二作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子役で小栗旬が出演する。

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 笠井は、『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999)、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(2000)、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)、『ゴジラ×メカゴジラ』(2002)と、ゴジラシリーズに4作(ゴジラから逃げ惑う役で本人以外はわからない役や、会社に無断で出演して、アナウンサー生命を賭け、ただ逃げているだけの役も含む)に出演してきた、熱狂的なゴジラファン。実写の吹き替え声優役は初めてで、本作のアダム・ウィンガード監督が、『キングコング』(1976)の監督ジョン・ギラーミンから名前を取ったという特務機関モナークの指揮官ギラーミン(ランス・レディック)のボイスキャストを担う。

 笠井は「これまでに、ゴジラ映画に4本出演していて、渡辺謙さんに“先輩!”と言っていただいたこともあるのですが(笑)、まさか自分にハリウッド版のゴジラから声がかかるとは、最高です! こうして、ハリウッド版にも出演して日米両方の作品に参加したとなると、一流になった気分です(笑)」と喜ぶ、ただ、「先輩の軽部真一アナウンサーから、『お前は勘違いをしている。吹き替えとしての出演だろう!』と怒られるんでしょうね(笑)。いつも、『端っこの役で出ていただけなのに、謙さんにゴジラ作品に4本も出演したと言うな!』と言われていますから(笑)。でも、それでも今作の出演は素晴らしいことで家族もとても喜んでくれました。こんなに幸せなことはありません」と語っている。

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 なお、3月24日を皮切りに中国、メキシコ、オーストラリア、インドなどでいち早く公開となった本作は、38の国と地域の全てで週末興行収入ランキング第1位を獲得。合計興行収入は、1.2億ドル(約132億円)を記録した。さらに、IMAXの興行収入は891スクリーンで1,250万ドル(約13.8億円)となり、海外興行収入全体の約10%を占め、2019年12月以降のハリウッド映画のIMAX週末興行収入としては最高の成績となっている。(編集部・梅山富美子)

笠井信輔コメント

これまでに、ゴジラ映画に4本出演していて、渡辺謙さんに“先輩!”と言っていただいたこともあるのですが(笑)、まさか自分にハリウッド版のゴジラから声がかかるとは、最高です! こうして、ハリウッド版にも出演して日米両方の作品に参加したとなると、一流になった気分です(笑)。こういうことを言うと、先輩の軽部真一アナウンサーから、「お前は勘違いをしている。吹き替えとしての出演だろう!」と怒られるんでしょうね(笑)。いつも、「端っこの役で出ていただけなのに、謙さんにゴジラ作品に4本も出演したと言うな!」と言われていますから(笑)。でも、それでも今作の出演は素晴らしいことで家族もとても喜んでくれました。こんなに幸せなことはありません。実写の吹き替えは初めてで、特務機関モナークの指揮官ギラーミン役を演じるにあたって、本当に悩みました。事前に、コピー禁止の警告表記の入った粗い本編映像をいただいていて、全編を観てギラーミンの役づくりをするべきと思ったのですが、長年のゴジラファンとしては、この粗い映像で全編見てよいのか? 台本を読んで文字だけで内容を知って良いのか? と悩みました。結果、ギラーミンの登場シーンだけに絞りました! ほかは何も知りません! だから役づくりはございません(笑)! アダム・ウィンガード監督には謝らなければなりませんね。でも、大きなスクリーンでゴジラを観たいんです(笑)! 実際にアフレコ時には、吹き替え演出の方に台本には載っていない元政治家という設定を教えてもらい、単なる軍人ではなくもっと政治家らしい側面も盛り込んでいきましょう! とこだわって演出していただき、一緒にキャラクターを作り上げていきました。どこまで演出に応えられたかは心配ですが、頑張りましたねと言っていただけたので良かったと思っています。このご時世で、あまり外に出かけられない、人と交流できないとストレスを抱えている方が多いと思いますが、『ゴジラvsコング』は、映画館で二大怪獣のバトルを通して、大迫力の体験ができますので、日頃のストレスを発散できると思います。公開するその日を楽しみに待って、皆さんも一緒に楽しみましょう!

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